ウクレレとSwing(スヰング)音盤

Chotto Matte Kudasai - Wait For Me (1995) / Ohta-San


ハワイM&Hでの作品。プロデュースはオータサンとマネージャーのミチコ・ウラタ。録音はこの時期にいつも使用していたハワイのCommercial recording Hawaiiスタジオ。

シンプルなジャズギター・トリオ(g,b, ds)との共演というフォーマットが珍しいが、安心して聴けるジャズ・アルバムに仕上がっている。ベースにはこの時期には常連となっていたライル・リッツが参加。

1. Hawaii Calls    
2. Jungle Rain
3. I'll Weave A Lei Of Stars
4. Blue Darling
5. June In Hawaii
6. Spring Spends The Summer In Hawaii
7. Chotto Matte Kudasai
8. On A Coconut Island
9. Flying
10.Happy Talk

今回、オータサンは7.でテナー・ウクレレを使用している以外、すべてソプラノ・ウクレレを演奏している。

オータサンのウクレレをサポートする今回のメンバーは、
Danny Otholt (guitar & vocal)
Lyle Ritz (bass)
Morgan Grant (drums)
ジャズギター・トリオという編成上、ギターのDanny Otholtによる貢献度が大きい作品だが、残念ながら2000年に54歳という若さで亡くなっている。ホノルルをベースに活躍したジャズ・ギタリスト。

タイトル曲7.はハワイで60年代~70年代に活躍した日系女性ソングライターJeanne Nakashimaによる楽曲で、1969年にSam Kapuの歌でヒットした。日本のフォーリーブスはじめ多くのカバーバージョンが存在する、ハワイのローカル・ポピュラーソング。


このデザインのパステル調の熱帯魚のような色使いが、ハワイならでは。
日本人の感性にはない色やフォントの組み合わせ、と思いきやデザイナーには意外にもクレバヤシさんという日系の方のお名前が。

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