ユニバーサル開発設計事務所のブログ

自動車業界における開発、設計、原価低減、品質信頼性向上を対象とした開発設計業務を行っております。代表三谷のブログです。

鞆事業で国交相「合意形成」発言

2009-01-31 21:41:26 | Weblog
 今日(1/31)の読売新聞朝刊にタイトルの題で「福山市や地元住民に波紋」とある。
 私は以前、「鞆の橋をどう考えるか」と取材を受けたが、ノーコメントとした。理由は良く分からないので、軽々しい発言を避けた。以前、鞆のひな祭りに行ったとき、どこに橋がかかるのか地元の方に聞いたら、完成予定図面(写真)を見せてもらった。無関心ではあったが、すぐ目の前がさえぎられ、橋にもセンスがないなあと感じたのが、率直なとこだ。
 不便で困っているのも事実だろうし、歴史的な価値があるといわれる鞆の景観を先々まで残したいというのも心情だろう。無知な素人が、単純に感じるのが、そんなにややこしいのなら、トンネルを掘ったらと言う疑問である。
 以前のTVの放映だが、トンネルのほうが橋より工期も短く、工事費も10億円安くすむという。いいことづくめだ。
 トンネルの話を、ある有力な為政の方に話したら、「利権が絡んでいるから、難しい」ということだった。どんな利権か知らないが、投機にはリスクも伴う。
 今のこの不景気な時代だ。早くトンネルで合意形成をして、ニューディール政策ではないが、不景気で仕事を失った人を福山に集め、工事を進めれば、福山の名誉挽回にもなるだろう。先般の駅前の埋め戻して、福山市は少し株を下げているだろうから。
 「国民の同意を取り付けて欲しい」という国交相の要望も受け止められるのではないか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする