ユニバーサル開発設計事務所のブログ

自動車業界における開発、設計、原価低減、品質信頼性向上を対象とした開発設計業務を行っております。代表三谷のブログです。

恐怖の無声電話

2008-04-30 19:09:52 | Weblog
 先週水曜日(4/23)の朝から、過労と風邪が重なったと思える発熱があり、急遽家族旅行から私だけ外れた。半日ほど静かに寝ていたら、熱も下がり又活動を再開。旅行のため予定を何も入れていなかったので、遣り残したことを次々と片付けていった。気になっていた菜園の草取りまで済ませ、翌日の家族の帰りを待った。金曜日には、予定通り大学の講義を済ませた。講義中に、声を出しにくい前兆はあったのだけど気にせず、講義をした。
 土曜日の朝から声が出ない。まだ少し風邪の症状があるので風邪のせいだろうと考えたが、運が悪いことに、午後は経済誌の記者の取材が1時間ほどある。記者の方には申し訳なかったが、森進一の声を更にか細くした声となり、聞き辛かったと思う。
 日曜日もほとんど声が出ない。月曜日朝に少し声が出始めたと喜んだが、午前中市会議員の方と色々お話した後、午後からは又声が出なくなった。火曜日の朝も少し声が出始めた。この日は幸い打ち合わせが無かったので何とか一日中声が出せた。
 水曜日の今朝は5割くらい声が出始め、昼食を食べながら、古い友人二人と懐かしい対談をしたが、今のとこ声は何とかなっている。

 声が出なくなるというのは私にとってはじめての経験だが、口の悪い友人は周りの人が静かで喜んでいるのではと言う。しかし、私のように喋って収入を得ているものにとって、話せなくなると言うのは、死活問題である。幸い、来月は東京での長時間講演はない。大学の講義も5/2(金)は無いので、少し、喉への刺激は少ないだろう。
 それでも電話はかかってくる。ベルが鳴ると、いつもの調子で「はい、***でございます」と言おうとするが、かすれただみ声で、ほとんど音にならない。初めての人は、電話の向こうで、明らかに、ビビッているのがわかる。怖いおっさんの家に間違って電話したかと、大変丁寧な調子に変わる。私も相手も、恐怖の無声電話だった。
コメント
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