伊勢志摩のほうを回っているとき、大王埼灯台を見学した。この灯台のことはネットで(http://domestic.travel.yahoo.co.jp/bin/tifdetail?no=jtba3401890)調べられるので、説明は割愛するが、灯台までの道すがら、「2千万円の真珠があるよ。冷やかしで見ませんか」という土産店のおじさんからの呼びかけに、ふらふらと店に入った。
白蝶貝から取れた真珠で、直径が十数ミリであろうか、店の奥に陳列されていた(写真)。3年くらいで、この程度の大きさに成長するようだ。すぐ隣の真珠の値段は200万円だったが、私には違いが分からなかった。
ついでに、貝殻から加工された真珠の核(球)も見せてもらった。私には核は貝が飲み込んだ、或いは人為的に貝に食べさせた石と言う記憶しかなかったが、違うようだ。真珠の成分と同じでないと、加工時に割れたり、温度で(線膨張係数の違い)形状がいびつになったりするらしい。ちなみに、白蝶貝の肉は臭くて食べられないそうだ。
高い物ついでに先日連絡を貰い見に行った、流星天目茶碗は1千万円だった。
私には識別眼力がなく、価値がよく分からない。ある意味でこれは、幸せなことかもしれない。