懐かしい声

今日はこの冬一番の冷え込みだそうです

朝食を食べているときにチラチラしだした雪も、子どもたちを迎えに幼稚園のバスが来る頃には、外は猛吹雪

あっという間に庭の芝生も、家の屋根も車の上も真っ白に。

凄い風も吹いていて、いつものように門の前で待っていてはぶっ飛ばされそうな程だたので、やむなくドアを開けて玄関の中で待つことに。

そんなすさまじい吹雪に私は『うわ～、積もったらいやだなー車出せるかなー』などと考えていたのですが、さすがは子どもたち。

『こないだみたいにいっぱい積もって欲しいなー雪だるま作って雪合戦して・・・』

と、元気に夢と希望？を膨らませておりました

ま、1時間ほどですっかり止んでしまったので残念ながらできずじまいでしたが


ベランダの手すりには5mm位積もってる？って、分かるかな・・・



そんなこんなで、雪のため出かけるのを少し遅らせた私に、とても懐かしい方からお電話を頂きました

私が結婚する前に働いていた病院の検査室の上司のK先生

とてもよくしていただいて、結婚式にも出席していただきました

おととし定年を迎えられ、今も検査室で働く女性陣が主催の定年までお疲れ様の食事会（こういうのも祝賀会って言うの）に誘っていただき、久しぶりにお会いすることが出来たのですが、それ以外は年賀状のやり取りのみのお付き合いとなっていました

そのK先生から突然の電話が

最初、少し電話が遠かったせいもあり『どなた？』と、ピンと来ませんでしたが、ちゃんと繋がると懐かしい声

実は、我が家がおととし引っ越したため、住所変更がなされていない方が多かったようで（一応去年の年賀状でお伝えはしてあったのですが・・・）『戻ってきちゃいました』とか『遅くなりました』とかいう年賀状が随分たくさんありました。

K先生もそのお一人だったようで、年賀状が戻ってきてしまったけど今更出すよりこれをきっかけに声を聞こうと思って・・・と、お電話を下さったのでした

もう懐かしくて嬉しくて

思わずイスを足で手繰り寄せて『長電話体制』に

お互いの近況や周りの方々のことなど、10年ほど若返ったような感覚で楽しくお話しました

K先生は定年後すぐに、某大学の聴講生となったそうで、相変わらずの向上心の強さとアクティブさに感心してしまいました

私もそろそろ何か始めないと・・・という話をすると、

『子どもがもうちょっと大きくなるまでは、いられるなら家にいたら仕事だって縁があれば年取っても出来るわよ』

という、嬉しいながらも若干相変わらず天然の入ったありがたい励ましをいただき、お互い時間に余裕の持てるときになったら（それはいつのことかは分からない・・・）必ず会うことを約束して、電話を切ったのでした。

雪で出かける時間を遅らせなければ出ることのでき無かった電話。

あんなにヤダナーと思っていた雪に、少し感謝してしまったのでありました





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