ポジティブ意識の智恵

あなたの意識が180度変わると何が可能になるか!

聖なる自己破壊(3)~意識成長のために必要な、本当に大事なこと!

2016-02-29 18:30:00 | 聖なる自己破壊
人とって、自分を意識成長の道におくいということは、真理に向かいその智恵を理解して
いくことである。
そして、意識成長のために最初にすることは、そのための準備である。
それは、精神世界や宗教の中で教えている言葉を知ってそれに慣れていくことであるが、
同時にそれは必要な知識を集めることである。

このことは誰もがやっていることだが、これを飛ばして進もうとすれば、当然つまずき、早
くに挫折してしまうだろう。
このことは本当に基本的なことであるが、これと同じようにもう一つ、基本的なことで本当
に大事なことに気づいていない人が多い。
自分の意識を高めたり、能力をつけたりするには、知識とは別にあることを知って受け入
れておかなければならない。

それは、今の段階で簡単に言えばこういうことである。
ほとんどの人は、今の自分という意識を残したまま、智恵や能力をつけようとする。
あくまで、今の自分自身を変えることなく、また失うこともなく、早く自分の望むことを手に
入れようと思っている。
言葉上は、観念を手放す、ネガティブな自分を手放すとか新しい自分に変わると言いな
がら、実際は何も変わっていない人がほとんどだろう。

成長のためには、自分も一緒に変化していかなければならないのだが、それには触れな
いようにして、大して重要でもない余計なものを早く消化しようとがんばっている。
この内容は、短時間で説明できるような簡単なものではなく、人間の全意識に関係する
ので、あらゆる段階における話をすれば膨大な量になるものである。
これこそ悟りの段階であり、本などにも多くは書かれていない内的意識成長の支えとなる、
隠れたもう一つの意識成長の智恵と言ってもいいだろう。

どんな人も、今の自分というものに愛着を持っている。
自分が嫌いと言っている人でも、自分の容姿や能力やネガティブ性を嫌っているだけで、
真に自分そのものである意識まで嫌うということはない。
それは、無理なことだ。
自分は自分で、それが真の意識だからである。

人は、この今の自分というものに固執している限り、新しい自分を創っていくことはできな
いのである。
この一言でさえ、抵抗を感じている人もいるだろう。
それでもできると思っている人は挑戦してみるのもいいが、神の法則まで変えられるのだ
ろうか。

少しずつ、自分を高い意識レベルに上げていくということは、この世の観念、それはこの世
に染まった自分を離していくことで実現するものである。
瞑想にしても、他の能力にしても、今の自分を失わないように大事にしているようでは、自
分が望む成就などあり得ないということだ。
自己成長の最大の敵、そのネガティブは今の自己意識である「自我」といえば、何となく分
かるだろうか。

真に意識成長を目指すには、本当にあらゆる方向から見つめなければ、いつか右から、左
から、または足下からネガティブな揺さぶりで混乱してしまうだろう。
意識成長における第一番目の変換意識は、今の自分自身から離れていくということを、ま
ず自覚することである。
離れていくというより、離していくといった強い意志を持った方がいいだろう。

なぜなら、今の自分の意識とこれから向かう先の成長段階の意識とは、まるで違うものだか
らある。
違う意識を、同時に二つ持つことは無理である。
これを言うなら、自分が高い意識に至れば、それ以下の意識は分かるとなるだけだ。
人の意識成長は、順番にいろいろな意識段階を真理に向かってその中を移動するのである。

だから、今の自分自身の意識を固定しているようでは、自由な意識として真理の世界へ向け
て移動することもできないのである。
今の意識の場にいるということは、一生観念と同調していくということである。
人が目指す意識の段階またはその世界に入るということは、その世界の意識と同調している
から、その場の意識と自分は一体ということになる。

意識の段階というのは、本人が目指す意識の場であるから、求めれば神世界まで続く。
意識の段階の先は、人の言う未来ではないということも分かるだろう。
それは未来というのではなく、人間意識の進化の完成である神の世界である。
では、この世と神の世界(霊界)とは、何か違うのだろうか。
当然意識レベルの違いであるが、それは同時に振動レベルの違いでもある。

神の世界には入れないというのは、意識がこの世の振動に固定されているからである。
三次元は神が創造した世界の中で最下位の世界であって、それ以下の世界はない。
あえて言うなら、この世はポジティブな世界で、それ以下がネガティブの世界になり、さらに
それ以下の一番底辺の世界は、悪魔意識レベルの世界である。
地獄と言われるのは、ネガティブと悪魔意識レベルの世界である。

人は、真理の世界にも地獄レベルの世界にも入って行けるのである。
どうやったら入っていけるだろうか。
今のあなたの意識を、このどちらかに変化させていくだけである。
もちろん、何もしなければ今のままである。
今のままでよければ、神様仏様と手を合わせることもしなくていいだろう。

たとえ、あなたがその気になって、何かの教えを受け入れたとしたなら、そこに含まれている
振動レベルの意識になっていくだろう。
偽物を通って真理に辿り着けるものはいない。
たとえだまされたとしても、それから気づきを得れば、真理に近づくということもある。
あくまで、本物を求めているという意志があればだが。

人の意識成長は、人生途中で答えを出せることはない。
また、他人から決めつけられることでもない。
誰にも一生チャンスがあるのであり、一生の結果がその人生での意識レベルである。
チャンスは結果を含む。
それをいかに見極めるかだ。

今の自分の意識は、自分からどんどん離していかなければならない。
どんどんポジティブ、そして真理の智恵と取り替えていかなければならない。
選択は、三つに一つだ。
今のままでじっと動かないか。
それとも、地にのめり込んで行くか。

そんなことより、こんなことはもうどうでもいいと言えるか。
本来の自分の意識の居場所である、聖者方や仲間がいる世界に戻っていくか。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
正體師 関さん、ありがとうございます。 (F・H・S)
2016-08-11 18:26:54
観念も含め、すべての世界にある事象を意識で処理するスピードがその人の時間です。
その意識が次元を上げていく要素になります。
外の時間は決まっているかもしれませんが、内なる世界に展開する時間はその人の意識次第です。
返信する
時間 (地球を旅する正體師 関)
2016-08-10 06:56:31
観念を越える。どうしても観念の世界に戻ってしまう。自分そのものから抜け出すとても大切だと思います。
観念的に生きてる人間とそうでない人間は、時間的速さや生きてる時間が違いますか??
意識と時間の関係について知りたいですね。

なんか旨く伝えられなくてすいません。
ありがとうございました。
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