名を上げたかったよ、浮かれ街で

かつて昭和のナイトクラブで働いていた男が当時流行っていた曲などについて書いていきます。主に歌謡曲。

ざんざら真菰

2017-08-05 21:01:37 | 音楽
真菰(まこも)真菰がくれに書いた「真菰」。
「ざんざら」という言葉もよく「真菰」にひっついていて気になります。

「おんな船頭唄/三橋美智也」(1955年) ♪思い出すさえ ざんざら真菰(まこも)
「おばこ船頭さん/野村雪子」(1956年) ♪なにが哀しゅうてヨ ざんざら真菰
「流氷原野/華かほり」(1994年) ♪疾風(はやて)はざんざらと 夢を凍らせる
「人情取手宿/氷川きよし」(2004年) ♪風にさらした ざんざら真菰
「大利根ながれ月/氷川きよし」(2014年) ♪今じゃ平手も ざんざら真菰(まこも)
「残月 大利根ごころ/夏木綾子」(2016年) ♪伸びた月代(さかやき) ざんざら真菰(まこも)
「ふるさとの舟唄/田端義夫」(発売日不明) ♪枯れ真菰 よしきり啼いて ざんざら時雨よ 霞浦の入江よ

「流氷原野/華かほり」だけが「真菰」と関係ないようです。
「ふるさとの舟唄/田端義夫」でも「ざんざら」は直接「真菰」にかかっていません。
他は全て「ざんざら真菰」。
意味はよくわからないので、出典を用例.jpから引用します。

「雨は雨でもこぬかのしめりで、 風は風でも冬とはちがふ。 放つけ棄ての火も水みぎはを伝へば ざんざら真菰も青みそめてる。 ああ、旅だ、 時には心もひきしまるが、また、 笑に代へ、親しみに代へたりして。」(北原白秋『海豹と雲』より引用)

「という具合になった。 ことこころざしに反すること、まことに遺憾であること、ないしはこうした風情が、すべて「ざんざらまこも」になった。 略して「ざんざら」ということもあった。」(矢口純『酒を愛する男の酒』―初版発行:1977年―より引用)

「真菰がくれ」を含む曲は「ざんざら」を含まず、また、「ざんざら真菰」を含む曲は「がくれ」を持ちません。
「ざんざら真菰がくれ」ではぶち壊しになってしまうのでしょうね。
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