“大文字五山送り火”ですが・・・ハプニングです！

ねえねお気に入りの“手作りうちわ”を持って、やっとおでかけすることができました！

といっても、この予定が決まったのは“送り火”（８月１６日）の数日前。

４月に、ねえねのカイロプラクティックをしているおともだちのところへ案内（紹介？）してあげるのに会って以来だから・・・本当に久々！Jクンから“１６日、空いてたら付き合って！”というメールが来ました！

そういえば・・・２年前の時もそうでした！

でも、前回は、本当に急遽！って感じだったんで、とりあえず・・・“京阪出町柳”集合！って感じでバタバタと行ったんで、今回は、京都の夏の終わりをゆっくりと味わいたいなぁ～とは思っていました！

ねえね、元々、行く予定はなかったんですが、なんかの本か？雑誌か？で“蛤御門は穴場！”という記事を読んだ覚えがあり、その事実を確かめたかったんですが・・・このお誘いは持って来い！と思い、賛成しました！

Jクンは京都っ子だから・・・やっぱり、これを観ないと秋が来ないんですって！

で、今回の待ち合わせは、“JR京都”！
時間は１７時！

晩ご飯を食べるには・・・まだ早く、ブラブラしながら“駅ビル”からも“大文字”が観えるか調査を開始することに！

とりあえず、屋上へ！

確かに、ここならいろいろな“送り火”が観えそう・・・と思ったんですが、自由に出入りができるのは、今のうちだけ！でした。

１９時から２０時４５分だったかな？までは、“当選葉書”を持参の方のみ・・・と、貼り紙が！

あかんや～ん！

その申し込みはどうするんやろ～！？なんていいながらも、めげずに次のポイント“空中通路”へ！

そこにも、屋上と同じ貼り紙が！

夜ならば・・・観えるんだなぁ～と確信は持てたものの、ねえねたちは観ることができないんだぁ～と思うと・・・余計にどんな風に観えるのか？と、後ろ髪を惹かれる思いで、その場を後にしました。

反対側の長いエスカレーターを下り、前面窓ガラスの場所へも行ってみましたが・・・かなり、低い位置になるので・・・多分、観えないだろうなぁ～ということで、一旦休憩に！

“ジャンケンで負けたもんがおごる！”ということで、

『ジャンケンぽ～ん！』

ヤッタ～！ねえねの勝利！

と、おバカなこともしながら、久々に会ったんで、いろいろな話をしました！

時計を見ると・・・１８時半！
“そろそろ、晩ご飯食べよかぁ！”っていうので、何を食べるか・・・悩み、決まったのは“麺類”！

初“スバコ”散策をしたものの、結局、“The CUBE”の“田ごと”へ。

以前、紅葉の季節に、“先斗入る”というお店に並び、１時間近く待った覚えがあり、“大丈夫かなぁ～？”とやや心配ではありましたが、並んでいても、どんどんと捌いていく店員さん！

先にメニューを渡し、決まればどんどん注文も聞いていく！その姿を見ていると・・・安心さえできたのです！

でも、メニューは“文字”のみで、“写真”が載っていないから・・・並んでいるみんなが交代しながら、サンプルを見に行くのです！
もちろん、ねえねも・・・悩んでいる２～３品を見比べに行きました！

で、決定！

しかし、ねえねたちの前に並んでいた親子は・・・観光客かな？あれこれと悩んでいました！

店員さんも“まだなら！”っていうので、先にねえねたちの注文を聞き、ねえねたちの後に並ばれてたオバサマの注文を聞き、さぁ！親子は決まったかな？っていうので、

『ご注文はお決まりですか？』

親子　『“万両”と・・・』

店員さん　『うわ～！今、出ました！この方（ねえねたちの後ろのオバサマを指さし）が最後のひとつやったんですよ！』

親子　『え～！そんなん先に並んだ意味ないや～ん！やめとく？やめとこ！』

といって、その場を去って行かれました！

ねえねたちも気まずいというか・・・呆気に取られたというか？笑うに笑えず・・・ドギマギでしたが、店員さんは、

『そんなこというたかてぇ～。。。こんなん初めてですわぁ～！』

と。。。

でも、一番お気の毒なのは・・・去って行った親子でもなく、店員さんでもなく、“万両”を注文しちゃったオバサマ！

何の罪もなく、ただただ食べたいものを注文しただけなのに、店員さんに指さされ、去っていった親子にも複雑な思いを持っていたに違いないだろうなぁ～と思うと、ねえねたちも複雑な心境でした！

その出来事後、すぐに店内に入れたんですが・・・ねえねのお隣は“万両”のオバサマ！

しかも、即“万両”が運ばれて来て・・・ねえねたちは大人気で、ラスト１個だった“万両”がどんなものなのか？気になって、気になって、興味津々で見たいんだけれども・・・直視できない・・・見たら・・・笑っちゃうかも・・・と二人で不審な動きをしていたと思います！



気を取り直して、ねえねが注文した・・・名前なんだっけ？自分の注文したものを忘れちゃいました！・・・“賀茂茄子のなんとか？”だったと思います！

あっさりといただきました！

その後も、Jクンのお隣に座っていたオバサマふたりも、注文ひとつするのに・・・“あ～でもない！こ～でもない！”とウダウダいっていたらしく、これまた、笑いをこらえるのに必死なJクンでした！

人と人とのかかわりや温度差というのか・・・客商売って大変だなぁ～と思いつつも、バカ正直な店員さんにも・・・もう少し配慮ってものがあってもよかったんじゃないかな？と思いました！

そうこうしているうちに“送り火”の点火時間に近づくも、まだ、諦めきれないJクンは、さっきよりさらにガードマンさんの警備体制が強化された大階段から屋上への突破（そんないいもんじゃないですが。。。）も試みようとしていましたが、ガードマンさんの凄みに・・・撃沈して、諦め、“蛤御門”へ向かいました！

ねえね的にはルンルン状態！
本当に穴場か？どうか？わかるんですよ！

地下鉄を降り、やっぱり穴場なのか？ねえねたちと一緒に降りる人たちは・・・まばら！

地上に出ても、河原町方面へ行く人が多いんですが、御所周辺に人がいないわけではないんです。

で、“蛤御門”を目指し、歩いていましたが、チャリンコ通過する人や送り火ツアーなのか？たくさんの人を乗せた観光バスがジャンジャンと通る始末。。。

Jクン曰く、“その本か？雑誌？に載ってる地点で“穴場”じゃないんちゃう！”と。。。

確かに、ごもっとも。。。

納得しましたが、やっぱり、いい場所で送り火を観たいなぁ～！という一心で“蛤御門”へ到着！

時間も５～１０分くらい前だったんで、内心“ホッ”としたのも束の間、あのバスツアー客が提灯を持ったガイドさんに連れられて、ジャンジャンと流れ込む始末！

確信しました！

“蛤御門”は“穴場”じゃないと！

まぁ、そんなのもう関係ねぇ～って感じで２０時の点火を待ちました！

２０時！
“大”の字に火が付き始め、徐々にはっきりとした“大”が浮かび上がりました！

と同時に、ざわめきや歓声、いろいろなカメラのフラッシュ～！の嵐でした！

ねえねも必死でブログ用にとカメラを向けるんですが、真っ暗闇に人だらけで、なかなかいい写真が撮れなくって・・・と、そっちに必死になってちゃ～ダメダメ！でした。

ゆっくりと観賞しなきゃ！

静かに手を合わせました。。。

１０分位経つとぞろぞろと大移動が開始します！（これは以前と一緒！）
でも、ねえねたちはドンドンと空いていく人たちに逆らって、前の方へ行ってみることに！

なかなか微妙なのが、大文字山の方へ近づいたからといって綺麗に観える訳でもなく、程よい距離感が必要なんですよねぇ！
これは、今回、“蛤御門”で観賞して思ったことです！

前の方へ行くと、みんなお行儀よく座って観賞！
ねえねも後で観ていた時にそう思っていたんです！
みんなが座ればもっとよく観えるのに！って！

ねえねたちも火が弱まった“大”の字を眺めつつ、終わりゆく夏を座って観賞しました！

でも、帰りの電車の中でも、ひとりになった時でも、そして、未だに、あの“万両”事件（勝手に事件にしちゃいました！）を思い出し笑いしてしまうくらい・・・“送り火”よりインパクトの強いハプニングに遭遇したねえねたちでした！