岩田亨の短歌工房 -短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎-

短歌、日本語、社会、歴史、斎藤茂吉、佐藤佐太郎について考える

霧が丘短歌会2017年12月

2017年12月27日 | 霧が丘短歌会
 霧が丘短歌会2017年12月25日 於)団地集会所


 霧が丘短歌会。二月ぶりに開催した。10月は台風、11月は僕の健康状態が悪くて中止。年末の忙しい時期だが、熱心な会員が参加した。一人三首だが、熱心な会員は、10月と11月に出詠したので、6首俎上に上げた会員もいた。


 熱心さが上達に結びついている。説明、感想文、日常報告がほとんどなくなってきた。各作品に主題がある。表現したい抒情がしっかり自覚されている。会員の個性も出てきた。


 だがもちろん課題はある。

「口語が不用意に使われ作品にそぐわない」「言葉が重複したりして言葉の選択が適切でない」


「過去と完了の助動詞が混同されている」「表現が一人飲み込みになっている」


「擬人法などで表現がわざとらしくなっている」「作者に引きつけ切れていない」


「語順のために表現が分かりにくくなっている」「表現、結句が中途半端で終わっている」


「余計な言葉がある」「あと一工夫がないので、必然性のない、字余りになっている」


「一語のために表現が軽くなっている」「一語のために全体が俗になっている」


 こういう指摘は「星座α」でも散見される。だからこれらの問題は、解決の見込みがある。石川啄木の「命の一秒」、尾崎主筆の言う「ちいちゃな感動」がある。これに熱心さが加われば、前途は明るい。歳末の忙しい時期だったが、開催した甲斐があった。


最後に、「短歌をたくさん詠むこと」「たくさん読むこと」「現代詩を読むこと」「作品を音読すること」これを確認した。


 引き続き会員を募集する。開催日は毎月第四月曜日、来月は1月22日。10時から12時まで。受講料は月2000円。開催日の4日前までに詠草を岩田宅に郵送またはメールで提出。


 申し込み問い合わせ、025-922-5542(岩田宅)まで。
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