「星座かまくら歌会」2018年9月7日 於)鎌倉生涯学習センター
「星座かまくら歌会」定員は20名だが今回は17名が参加。尾崎主筆は後半から参加。前半は「星座」「星座α」の選者が担当した。後半は選者の講評のあとと尾崎主筆の講評。
今回はややばらつきがあったように思う。
結句が浮いている作品、報告歌的な作品があった。尾崎主筆からも同じような講評。
その他の問題点としては、「きれいだが平凡」「行事的なものは難しい」
「言葉にひかれ過ぎ(言葉に頼りすぎて表現がこなれていない)」
「省略できない言葉もある」「やや理屈っぽい」「終止形できちんと止めよ」
「天文など知識が邪魔をする場合がある」「情熱が上滑りをしている」
「感じは出ているから推敲したらよい作品に仕上がる」「短歌は叙述ではない」
「事実を述べるだけでは詩にならない」「切り方、休止符、音感を意識せよ」
最後の指摘は、短歌の音楽的要素。短歌は単に「歌」と呼ばれる場合があり、この感覚は作品を音読することで体得できるだろう。
数日後には「星座α」の歌会がある。忙しくなりそうだ。