岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「星座かまくら歌会」2018年9月

2018年09月09日 20時39分38秒 | 歌会の記録(かまくら歌会・星座・星座α・運河)
「星座かまくら歌会」2018年9月7日 於)鎌倉生涯学習センター


 「星座かまくら歌会」定員は20名だが今回は17名が参加。尾崎主筆は後半から参加。前半は「星座」「星座α」の選者が担当した。後半は選者の講評のあとと尾崎主筆の講評。


 今回はややばらつきがあったように思う。


 結句が浮いている作品、報告歌的な作品があった。尾崎主筆からも同じような講評。


 その他の問題点としては、「きれいだが平凡」「行事的なものは難しい」

  「言葉にひかれ過ぎ(言葉に頼りすぎて表現がこなれていない)」

  「省略できない言葉もある」「やや理屈っぽい」「終止形できちんと止めよ」

  「天文など知識が邪魔をする場合がある」「情熱が上滑りをしている」

  「感じは出ているから推敲したらよい作品に仕上がる」「短歌は叙述ではない」

  「事実を述べるだけでは詩にならない」「切り方、休止符、音感を意識せよ」


 最後の指摘は、短歌の音楽的要素。短歌は単に「歌」と呼ばれる場合があり、この感覚は作品を音読することで体得できるだろう。


 数日後には「星座α」の歌会がある。忙しくなりそうだ。



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