岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

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戦争法に反対するミドルズに関わった者の総括として(FBより転載)

2016年07月16日 01時07分13秒 | 政治経済論・メモ
政党、政治家に拠る政治団体でなく、自発的な意思で集まった市民の集合体を市民団体と位置付けた場合に戦争法に反対するミドルズ(MIDDLES)はその目的、戦争法反対に向かう全ての市民、特に中年層に対して門戸を開き、敷居を下げていくことができませんでした。


 戦争法に反対するミドルズ(MIDDLES)の様々な行動は代表者が全て独断と思い付きで物事を決めてきました。


 またその行動提起についての根拠には何ら裏打ちする思想もなく、意識もなく代表者の提案はその全てが思い付きであり陳腐なものでした。


 2015年の新宿フラッシュモブは遠方の女性たちが提案し、たくさんの議論を重ねて作られたものであり一定の評価を得ることができました。


 しかし代表者はそれを自分の評価に転化して有頂天になって次は屋内コンサートを入れた講演会に結びつけたりしています。


 代表者は全体のコンセンサスを作る場を設けず、イベントを進める話には乗るが、物事を更に良くする為に意見を言うものを遠ざけ、非難し、排除してきました。


 またその際の攻撃のは人として目に余るものがあり、数多くの恫喝を伴うものでした。

 その結果良心を持ち積極的に活動しようとした人々はミドルズから排除されたり自ら離れていきました。


 さらに代表者はミドルズの会計も一手に握っており、その収支内容はこれまで一度もきちんと報告されたことがありあせん。


 それどころかカンパ並びに駐車場代を負担した方から会計報告を要求されると代表者は激怒しその方を排除するという行為に出ました。

 以降、会計報告の体を為さない代表者曰くの会計報告が何度か為されましたがどれも不明瞭な内容で収支は赤字を装い、続いてカンパを無心する始末です。

 音響を担当した方の話だと関係したイベントでは使途不明な金額が経常されているということの話です。


 戦争法に反対することにかこつけた代表者個人の売名と自己満足。そして会計を独り占めにしている現実を見ると、戦争法に反対するミドルズは少なくとも民主主義、市民運動とはかけ離れた代表者個人にすべてが帰依する「団体」だと言わざるを得ません。

 しかも「平成のええじゃないか」「安保でマンボ」などという全くのおふざけを提案しています。戦争法の成立過程では二人の方が命を絶ち抗議しています。

 なんと浅はかで薄っぺらい感性でしょう。


 沖縄の闘いは現在辺野古基地建設を押し留めています。

 そして残念なことに沖縄でまた沖縄邦人が米軍族属により性的暴行の後に殺害される事件が起きています。

 ふざけている時間など一秒たりともないのです。様々な場所でほんとうに良心を持って戦争法と対峙している人々に対してこの様にふざけた「団体」に一時期でも関与したことは慙愧にたえません。

 良心は退ける対象ではなく、支えあう対象だと考えるのです。



#MIDDLES


 【この一文がネット上に公開されていました。全面的に賛同します。】

 僕も一時期ミドルズの一員だった。池袋の「ハロウィンスタンディング」、ハチ公前の「フラッシュモブ第九」にも加わった。しかし池袋の反省会の辺りから違和感を感じるようになった。忸怩たる思いである。この文書は僕自身の総括文でもある。

 そしてこの問題は市民運動への警鐘だと思う。



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