UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

コロナな日々:アベさん、つべこべ言わずにサッサと国の予算をカットして休業補償を行いなさい!

2020-04-12 01:32:25 | 日記
みなさん、こんにちわ、私たちは今日の写真に登場しておりますハナニラまたの名はスプリング・スター・フラワーでございます。いま世界中でお騒がせしておりますコロナさんではございませんのでご安心くださいませ。私たち、ただいま八重葎庵のお庭にお邪魔させていただいて、お庭のあちこちで楽しくパンデミックさせていただいております。

昨日(4月11日)の夜、庵主のGGIさんといっしょにテレビでNHKスペシャルを拝見させていただきました。厚生労働省内に設けられた新型ウイルスコロナ対策チームで感染の拡大を抑えるために必死で闘っている30人以上の専門家で構成されている「クラスター班」の姿を現場で追ったドキュメンタリーでした。SARSが流行したときにWHOで対策の指揮を執った東北大学の押谷仁先生に率いられたチームが浸食を忘れて懸命に感染拡大を防ぐための対策を練りますが、事態は悪化するばかり・・・・私は専門家の必死の努力に頭が下がりっぱなしでございました。

細かい話は省略いたしますが、対策班の専門家によりますと、日本が当面の危機を乗り越えられるか否かは、欧米で起きているような爆発的感染を回避できるか否かは、アベさんが4月7に発した緊急事態宣言が功を奏するか否かにかかっているとのこと。この宣言によりアベ君が国民に要請したことが実現されるか、すなわち人々の外出を大幅に減らすことができるか否かにかかっているそうです。

専門家の見方では外出を7割~8割減らすことができれば感染爆発を回避できる可能性があるとされています。外出をできるだけ控えるようにという、この要請を確実に実現させるための方法は、とりわけ人々が密集しやすい商業施設や繁華街・歓楽街・商店街などのお店に休業してもらうことであることは、専門家でなくても容易に理解できることです。休業していれば感染が生じやすい繁華街や盛り場などへの人出が確実になくなるからです。休業を求めずに、ただお願いするだけで、外出するかしないかを個人の意思・判断に任せておくことで、不要不急の外出がどの程度減らすことができるのかは、まことに心もとないからです。

それなのに、アベさんは依然としてお願いするだけで、明確に休業を求めることを渋っています。政府が休業を求めた場合に国が休業補償の費用を負担しなければなりませんが、アベさんは費用を負担するのがイヤなのです。ですから都知事の要望にも応えていません。かようなしだいで、今のところ国が休業補償のためのおカネを出す様子はまったくありません。

結局のところアベ君はコロナを封じ込めることよりも、人の命よりも、今後のおカネのことに関心があるのです。これではアベさんはコロナ禍解決の責任を実質的に放棄していると言わざるを得ません。すなわち日本の景気・経済のことの方が大切なのです。こんなことが許されていいのでせうか

東京都が休業要請に協力してくれるお店などにわずかながら(50万円~100万年)一時金を出すと決めたことについて、アベさんのくっつき虫のアソー君は「都はカネを持っているから」などとふざけたことを申していますが、冗談ではありません。アソー君にとってはコロナ禍は他人事なのでありませう。このような無責任な人間はさっさと議員を止めるべきです

アベさん、ふざけてはいけません。無味乾燥な美辞麗句をならべてばかりしてないで、小賢しい小理屈を振り回すのやめて、サッサと国のカネを出しなさい!何をケチっているのですか、国のカネは国民のカネですよ!とりあえず、国の予算の1%程度をあなたの権限で削って、休業補償に回しなさい!予算を1%削ったところで国が立ち行かなくなるなどということはありません。1%で足りない場合はさらに1%予算を削りなさい!それでも足りない場合は、たとえばコロナ危機脱出国債は発行して、民間の金融機関を介して、さらなる金融緩和をなどと言っている日銀に買ってもらって資金源としなさい!あるいは休業補償や生活困窮者への損失補填などに関する特別措置法を与野党の協力を得てすぐに成立させ、必要な費用を用意しなさい。アベさん、やる気があればいくらでも方法はあるのですよ!財源をどうするかは後に決めることにして、ともかく、アベさん、いますぐに、今日にでも、休業補償を行うことを国民に約束し宣言しなさい。そうすれば日本のコロナ対策は確実に前進するのです!

休業補償を行わなかっために人々の外出を大幅に抑えることが思うように行かず、外出を7割から8割減らすという当初の目標を達成することができず、その結果欧米のような感染爆発に至ってしまったらどうするのですか!そうなったら犠牲者が増えるだけではなく、経済的損失もいまよりずっとずっとずっと大きなものになる、こんな簡単なことが分らないですか!アベさん、お願いするだけならサルでもできるんですよ、このボケナス!目先のお金の話だけにとらわれていてどうするのですか!

今日はついつい出しゃばって、イロイロ柄悪く申しあげてしまいました。まことにお恥ずかしい限りでございますがが、GGIをはじめ多くの国民のみなさんのお気持ちを代弁させていただいたのです。どうかお許しくださいませ

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・

グッドナイト・グッドラック!

コロナさんから少し離れて:「散る桜」と「桜散る」、あるいは「散る桜」と「散ってしまった桜」・・・

2020-04-10 02:02:53 | 日記
依然としてコロナ禍が続いていますね。湖国でも、少しずつ感染者が増えて4月9日現在32人の方が感染・・・みなさん落ち着かい日々をお過ごしかと存じます

GGIも人並みに落ちつかないのではありますが、依然としてノーマスクで不要不急の用事で外に出たりしております。最近の重要な不要不急の用事のひとつが花見です。今年は例年より開花が早いため、桜を楽しめる機会が多いのです。しかし、桜はもう散り始めていると申しますか、落花盛ん・・・

花は散り際、満開の桜もいいのですが、やはりいちばんステキなのは、風に吹かれしず心なく花のちるらむ・・・風に吹かれてしきりに舞い散る花びらでございます

ところで「散る桜」は限りなくポエチックでありますが、「桜散る」は「「散る桜」とは大違いです。「桜散る」はまったくポエチックなんかではありませぬ。これは悲しいと申しますか、深い失意を意味する言葉でございます。

GGIが若かりしころ、つまり受験生であったころは、「桜散る」というのは不吉な忌み嫌われる言葉でありました。と申しますは、「桜散る」は「まことに残念ながら貴殿は入試に不合格でありました」というメッセージを意味していたからです。

最近はネットなどが発達していますのでどこに住んでいる受験生でも、合格発表があったときに、自分は合格したのか落ちてしまったのか、すぐに知ることが出来るのではないかと思うのですが、GGIが紅顔ならぬ美少年でありましたころは、そうした便利なものはございませんでした。ですから、遠くからの受験生は、試験が終わったあと合否を電報で知らせてくれるサービスをやってくれる受験した大学のアルバイト学生さんなんかに頼んで故郷へ帰ってきたものでありました。

不合格のときの電報の文言は多くの場合「桜散る」でありました。ですから「散る桜」と「桜散る」とは大違い、天国と地獄どころの違いではございません。合格の場合は「桜咲く」をはじめいろいろな文言があったのではないかと思います・・・・

この合否電報、ときには悲劇をもたらしました。京都の某有名国立大学の、合否電報の依頼を受けたアルバイト学生、まちがって、不合格であった受験生宅へ合格電報を打ってしまったという話をGGIは関係者から直接聞いたことがあります。平謝りに誤ったけれど・・・ということでありました

また、「散ってしまった桜」と「散る桜」も大違いでございます。散ってしまった桜を写真に撮ることは容易であります。いつであったが、某知人は地面いっぱいに敷き詰めている散ってしまった桜の花びらを写真に撮って「桜でんぶのお弁当みたい」と喜んでおりました。一方、気まぐれにひらひらと行方を定めぬ「散る桜」を写真に撮るのは素人にはなかなか容易ではありませぬ。

今日の写真は数日前、某神社で何とか撮ることに成功した「散る桜」です。見事に桜の花びらが宙を舞っているのですが、残念ながらピンボケでありました。ピンボケでよろしい、いいものはいいとおっしゃる方はクリックしてご覧くださいませ。しばしコロナさんのことをお忘れになっていただければ望外の喜びでございます。

《散る桜 残る桜も 散る桜》 良寛さん(辞世の句)

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!

コロナさんの陰に隠れて、関電さんによる詐欺同然のトンデモ「お詫びとお約束」広告

2020-04-06 00:55:03 | 日記
コロナ禍、依然として続いており安心できませんね。みなさん、程度は人により様々ですがは、それなりに用心なさっていることと存じます

しかしながら、世情が混乱しているときはドサクサまぎれに良からぬことをたくらんだり、物事を誤魔化してしまおうとする手合いが出現しがちであることは世の常です。

かようなわで、今日はコロナ禍のドサクサまぎれに新聞に掲載されたトンデモ広告についての話でございます。

広告主は関西電力さん、GGIが目にしたのは4月3日付けの朝日新聞朝刊、一面広告です。関西では、朝日だけではなく他の主要紙や地方紙に掲載されていたのではないかと思います。GGIはこれまでにも何度か、いいかげんなイメージをふりまくだけの意味なき関電の新聞広告やポスターについて、この日記で何度か申し述べたことがあるのですが、このたびの広告はさらに輪をかけたと申しますか、さらに悪質なモノでありました。JARO(日本広告審査機構)に申し立てを行いたくなるような広告です。

4月3日の広告の文面は以下のとおりです。面白いものではありませぬ。退屈にお感じなるかもしれませんが、まずはしばらく辛抱してお読みになってくださいませ。
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『関西電力からみなさまへ、お詫びとお約束させていただきます』

当社の役職員が、社外の関係者から金品を受け取っていた問題などにより、お客さまや社会のみなさまからの信頼を裏切り、多大なるご迷惑をおかけしていることについて、深くお詫び申し上げます

当社は、2020年3月に、第三者委員会から、今回の事案に関わる事実関係、原因究明、再発防止の提言等を取りまとめた調査報告書を、また経済産業省から電気事業法に基づく業務改善命令を受領しました。
当社は、報告書ならびに本命令を厳粛かつ真摯に受け止め、新たに設置した「経営刷新本部」において、再発防止策を取りまとめ、3月30日に業務改善計画を策定しました。
今後、新たな経営体制のもとで、具体的な施策を決定のうえ確実に実行してまいります。

業務改善計画においては、今後、再発防止に責任をもって取り組むにあたり、経営責任ならびに役職員の責任の所在の明確化を図っております。また、第三者委員会の調査報告書において、役員退任後の嘱託等の報酬について、正当性が認められないとのご指摘をいただきました。当社としては、このご指摘を厳粛かつ真摯に受け止め、支給済みの嘱託等報酬の全面回収を図ることとしました。
今後、役員退任後の嘱託等の業務委託については、取締役会で決定することで、客観性を高め、再発防止に努めてまいります。

当社は、「今回生まれ変わらなければ、明日の関西電力はない」という覚悟と、過去と決別し全く新しい関西電力を創生していく不退転の決意で、経営の刷新に取り組み、皆さまから信頼いただけるよう全力を尽くしてまいります。

再発防止に向けた業務改善計画の主な内容:企業風土の変革、ガバナンス体制の再構築、コンプライアンス機能の強化、発注業務などの適切性と透明性の確保(省略)

2020年4月3日:関西電力株式会社  取締役社長 森本 孝
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いかがですか、みなさん、この体裁はよく整っているものの何やら形式的に過ぎるように感じられる一文をお読みになって何かヘンだとお感じになりませんか?この広告を読んだだけでは、関電の役員さんたちが外部からカネをもらっていたというスキャンダルの背景や事情を知っている方はともかく、そうでない方には関電さんはいったい何をそんなに懸命にお詫びしているのか、さっぱり分からないでしょうね。

関電のことに関心がなかったり知らなかったりする人がこの広告を目にしたら、おそらくチンプンカンプンでありませう。文面を追っている限りは、役員が社外の者からヘンなおカネをもらっていたのでゴメンナサイと言っているのはわかるのですが、それ以外のことはこの文面からはさっぱり読み取れないからです。そんなことぐらい、ヘンなカネをもらったりやったりすることぐらい、良くないことではあるものの世間ではよくある話じゃないか、それなのに大会社がいったい何を大騒ぎしているんだ・・・問題はもらったお金がどのような性質のものであったか、なぜもらってしまっとのかということなのに、その点にはまったく触れていないじゃないか・・・

関電さんの広告がこのような内容不明の一文になってしまっているのは、この一文には「今回の事案」という表現はあるものの、「今回の事案」とは一体何であるのか、その内容を具体的に述べることを徹底して避けているからです。

原発問題に関心をお持ちの方であれば、この広告が関電による原発推進にかかわるマネースキャンダル、いわゆるダーティな「原発マネー」に関わる問題を対象としたものであることはすぐにお分かりになるでありませう。しかしながら、この広告には「原発」あるいは「原子力発電」といった文言は、どこにもまったく記されておりませぬ。皆無です。見事といってよいぐらいです。徹底して意図的「原発」という言葉がかき消されているのです・・・

すなわち、問題の核心は関電による原発推進に密接に関連した事柄であるにもかかわらず、この広告は「原発」という言葉を用いることを徹底して避けているのです。関電の新経営陣は、その動機は定かではないのですが、とにかく何が何でも「原発」という言葉は使うまい、と決意したのでありませう。原発という言葉を一度でも使ったら会社がつぶれるとでも思ったのでしょうか・・・

その結果、問題の核心である原発問題に触れることを意図的に徹底して避けたトンデモ広告となったのです。問題の核心を徹底して避ける、あるいは隠し通す・・・何ということでありませう。何という恥知らずの行為でありませう。あきれるしかありませぬ。この広告が詐欺同然の悪質なものであることは明らかです。関電さんは私たちに「お詫びとお約束」をしているつもりかもしれませんが、このように事の本質を隠蔽するようでは、新経営陣による「お詫び」も「お約束」もまったくあてになりませぬ・・・・

文中に記されている「今回の事案」を引き起こしたことの原因が、電力会社のなかで一番原発への依存度が高い関電が、金にあかせて原発事業を強引に進めてきたことにあることは言うまでもありません。政府は国策として原発を強力にが推進するために、危険な原発を地元に受け入れさせるために、膨大な国費を各種補助金の形で投入してきましたが、国だけでなく、関電をはじめいずれの大手電力各社も、地元にダークマネーを、多額の原発マネーをいろいろな名目でばらまいてきました。たとえば、関電はこれまで何度も「匿名」の寄付というコソクな手段を使って原発が立地されている福井県内の自治体などに億単位にカネをばらまいてきました

「今回の事案」は、地元を懐柔するために関電が福井県内にばら撒いてきたて原発マネーがまわりまわって関電の役員や幹部社員に還流してきたという原発マネースキャンダルに他なりません。

このような悪質な原発マネースキャンダルを引き起こしておきながら、上記のような徹底して「原発」に言及することを回避した広告を出すようでは、関電がこのたびのスキャンダルを真剣に反省しているとはとうてい思われません。

このたびのスキャンダルの原因は「何が何でも、どんな手段をつかってでも原発推進」という関電の体質にあるのです。関電の新経営陣はこの広告で「企業風土の変革」を高らかに唱っていますが、福島原発事故の後も何一つ変わらない「何が何でも原発推進」「原発命!」という企業風土を、原発ビジネス偏重という経営方針を、根本から見直さない限りは、関電さんの「企業風土」は本質的にこれまでと何ら変わることがないでありませう。

関電社長の森本孝さん、あなたは「今回生まれ変わらなければ明日の関電はない」という覚悟でいらっしゃるそうですが、ほんとうにそのように覚悟なさっているのですか?このたびのような「原発」という言葉を徹底して避けた姑息な詐欺同然の恥知らずの広告を出すようでは、「今回生まれ変わる」という言葉はとうてい信じられません。こんな愚劣な小手先の広告を出して平然としているようでは、「明日の関電」なんかあり得ません。あるのは旧態然たる原発優先の「企業風土」でありませう。こんな広告を出して平然としているようでは、「過去と決別」できるはずがありません。「まったく新しい関西電力を創生する」ことなど、まったくの絵空事に過ぎません。

この広告で第三者委員会の報告書について言及されていますが、4月4日付けの朝日新聞によれば、弁護士や大学教授らでつくる「第三者委員会報告書格付け委員会」が3日に関電の第三者委員会の報告書の格付結果を発表し「合格」とはしているものの、格付け委員会の委員長である久保英明氏は「一番大切な原発の利権・癒着構造では踏み込みが不足だった」と述べており、また「原発と地域の問題に踏み込めていない。原発立地の専門家がいれば報告書もまったく違う様相を示したのでは」として第三者委員会のメンバーが弁護士だけであったことへの批判もあり、検察庁への告発に踏み込まかった点を問題視する意見も多かったと報じています。格付け委員会の指摘はこのたびのスキャンダルの核心を突いたものと言ってよいでありませう。

関電社長の森本孝さん、このような第三者委員会報告書格付け委員会による指摘を「厳粛かつ真摯に受け止め」、このたびの空疎きわまる内容の、ひとを欺くトンデモ広告を、その場しのぎに過ぎない広告を撤回し、「明日の関電をあらしめるために」、いま一度、あらためて原発問題を直視した、原発優先を中心に据えた過去の経営方針の徹底した反省の上に立った新たな経営方針を明確に示した「お詫びとお約束」の広告をお出しになるよう、GGIは一市民として強く要望いたします。私どもの要望を無視されるようでは、「関電に未来がある筈がない、過去と決別できるはずがない」とご覚悟ください。

今日の写真は関電の広告を撮ったものです。クリックしてご覧になるには及びませぬ。

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・

グッドナイト・グッドラック!


コロナから少し離れて:お花見は不要不急ではないかもしれないけれど・・・

2020-04-04 01:44:30 | 日記
昨日はぽかぽかと暖かい春らしい陽気の一日でした。

十時頃、まだパジャマのままでウロウロしていたら、「今日は天気がよいのでお花見をしませう」と知人が電話してきました。ボクはすぐに賛成しました。知人は「お弁当を買って行くから、それにお茶も買っていくから」と言いました。

半時間ほどしてお弁当が入った袋をさげて知人がやってきました。ボクたちは湖岸の大通りをブラブラあるいて、湖畔にある城跡の公園へと向かいました。桜はちょうど満開、数日前、風が吹く曇天の日にこの公園にいったときはあまり人影がなかったのですが、昨日は人混みというほどではないけれど、あちこちでお父さんやお母さんに連れられた子どもたちが元気に走り回ったりして結構賑やかでした

なかにはブルーシートを敷いてお花見を楽しんでいる家族づれなどもいて、コロナちゃんの影響はほとんどないようでした。みなさん、天気はいいし、桜は満開、花見は不要不急でないかもしれないけれど、これくらい楽しんでもバチはあたらないだろうと思っていたのではないかと思います。

ボクたちはシートは持ってこなかったので、空いていた古びた木のベンチに腰かけてお弁当を食べることにしました。知人が「今日の弁当、このおすし、今日は増量や」といってボクの家の近くにあるスーパーで買ってきたお弁当とお茶を袋から取り出しました。ラベルには「創業記念おべんとう:特盛にぎり598円」と書いてありました。どっさりおすしが入っていました。消費税を入れると600円以上です!このスーパーで売っているお弁当、普段は一番値段が高いものでも500円程度ですので、知人はボクのためにはり込んでくれたのだと、ボクは嬉しくなりました。

風がまったくないので桜さんは静かにジッと咲いていました。桜の花さんたちはボクたちがお弁当を食べるのをうらやましそうに見下ろしていました。お弁当をたべながら、じっと咲いている桜もステキだけれど、やっぱり花は散り際というか、ひらひらとしず心なく散る花のほうがもっとステキだなんだけどなあとボクは思いました。でも、風は吹いてきませんでした

ひさかたの光のどけき春の日にしず心なく花のちるらむ   紀友則

お弁当を食べ終わってからしばらく公園を散策、桜を愛でたり湖を眺めていて、ボクがなんとなくコーヒーが飲みたいなあと言ったら、知人が「それでは近くのコンビニがあるからそこで熱々のコーヒーかって、湖岸沿いの公園のベンチに座って飲むことにしよう」と言いました。ボクはうれしくなって「そうしませう、そうしませう」と答えました。

というわけで、今日はバチがあたりそうな穏やかな良き一日でありました。

夕方、テレビでローカルニュースを見ていたらアナウンサーさんが言っていました。

「今日、湖国で初めてコロナさんのクラスターと言う名の集団発生が認められました・・・湖国の知事さんは《もうこれからは、できるだけ京都のお人や大阪のお人にあわないようにしませう。不要不急の用事で京都や大阪には行かないように致しませう。湖国のみなさん、お願いいたします》と言っています」

これまで湖国でコロナさんに捕まってしまった人は一桁、湖国は関西で一番少ない優等生だったのですが、これで二桁になってしまいました。とても残念です。これから湖国でもコロナさんにつかまってしまう人が増えるのかなあと思いました

でも、ボクはいましばらく「アホはコロナにかからん」と油断してノーマスクで不要不急の外出をするつもりです・・・

今日の写真は桜満開の城跡の公園で、しばしコロナさんから離れて、穏やかなるひとときを過ごす良き市民のみなさんを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださり、湖畔を彩る満開の桜さんをお楽しみくださいませ

大都会で暮らすみなさんのご無事をこころからお祈りいたします。小都会で暮らすみなさんもご注意くださいませ

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・

グッドナイト・グッドラック!

コロナ禍から少しだけ離れて・・・ちょっぴりポエチックな光景・・・

2020-04-01 01:43:23 | 日記
一昨日、どんよりした天気でありましたが、若干だけ不要不急ならざる用事があって、いつもと同様ノーマスクで出かけました

帰り道、空には灰色の雲が垂れこみ、湖からは冷たい風が吹いていました。

コロナちゃん、湖国はまだ安心だけれど首都圏や大阪近辺はこれからどうなるか、安心できないよなあ、欧米からさらにアフリカあたりにまで広がりつつあるとのこと・・・公衆衛生が行き届いておらず、医療制度が不十分で医療施設も貧弱な、手洗いの水どころか清潔な飲料水にも事欠いている国々にまで広がってしまったら、これまでとは桁違いにたくさんの人たちが死んでしまうことに・・・

神さまはどうしてこんな人騒がせなことをなさるのかなあ・・・それとも人間のほうが悪いのかなあ・・・経済先進国が経済成長命!とばかりに世界中で何十年ものあいだ性懲りもなくひたすら金儲にばかり血道を上げてきたので、こんなことになったのも自業自得なのかなあ・・・・ゴメンナサイ、神さま、コロナさま、いまやれっきとしたビジネスと化しているお金で買ったオリンピックも、拝金主義そのもののカジノも、金儲けがからんだ空騒ぎ万博もやめにしますから、どうか許してください、ゴメンナサイ、ゴメンナサイ、許してくださいとお願いしたら、コロナちゃん、日本からいなくなってくれるかなあ・・・・

みんな不安な気持ちでいるのに、あんまりコロナちゃんコロナちゃんなどとノー天気なことを書きちらしていたら「こら!いまは自粛のときだぞ、ノーマスクとは何事や!」と非国民呼ばわりされるかもしれないなあ・・・などと半ば反省しつつ、湖岸の大通りをそろりそろりと歩いておりましたら、不思議と申しますか、何やら夢を見ているのではないかと思うような、ポエチックな光景が目の前に広がっておりました。

今日の写真はこの光景を撮ったものです。

湖に架かっている長い橋のたもとに、メタセコイアか何かでせうか、背の高い外来種の木が何本も空にむかってのびのびと枝を伸ばしているのですが、この木立のなかを光の帯が貫いて、何やら幻想めいたポエチックな光景・・・・

よろしければクリックしてご覧になり、しばしコロナ禍の日々をちょっぴりお忘れいただければ、望外のよろこびでございます

「どこがポエチックなんだよお~」などとおっしゃる縁なき衆生の方は、アッチへ行きなさい!地獄へ落ちなさい!

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!