定期巡回ネコ・・・

昨日、朝寝坊してカーテンをあけましたら、デッキの向こうにニャン公が鎮座しておりました、ときおりわがもの顔で我が庵を徘徊しているニャン公です

今日の写真はこのニャン公を撮ったものです、カメラを意識してちょっとお澄まししております、よろしければクリックしてご覧くださいませ

 おい、ニャン公、そこでなにしてるんや

おはようございます、GGIさん、でもボクはニャン公なんていう名前ではありません

これはごあいさつやなあ、じゃあ君はシャルリーか？

とんでもない、ボクは流行を追うような軽薄者ではありません

じゃあ、何ていう名前や

「吾輩はいちおうネコである」がぼくの名前です

えらく長ったらしい名前やなあ、じゃあ一応ネコ君よ、君はいったいに何しに来たのや？

定期巡回です、ボク、市の福祉課に頼まれて独居老人の見回りを定期的に行っているのです、わかりましたか？

感心やなあ、でも世の中、独居老人ってたくさんいるのに、よりによってどうして我が庵に来るのや？

市からのリストに、ブラックリストに、GGIさんの名前が載っているのです、

へえ、ブラックリストかぁ、どんなヤツがそのリストにのっているのや？

ボクが担当するのは、主にイチャモン老人です、とくに悪質なイチャモン老人のリストの一番上にをGGIさんの名前があるのです

まったく余計なお世話やなあ、それで見回って何をチェックするのや

別に変わった事柄をチェックするわけではありません、日常生活ぶりをチェックするのです、そして注意すべき点があれば御忠告申し上げるのです

そうかあ、正しき暮らしをしているこのGGIサマに何か忠告することはあるのかね？

あります、たくさんあります、これから申し上げますのでメモをとってください

１　もっと早起きしてください、朝寝坊は怠惰な生活の源泉です
２　そろそろ髪をカットしてください、見苦しい限りです
３、足も手も、爪が伸びすぎています、すぐに切ってくださ
４　鼻毛が伸び放題です、気持ちが悪くなります、さっさと引っこ抜いてください
５　もっとお風呂に入って清潔にしてください、いまに悪臭プンプンになります
６　耳くそを除去してください、ほっとくと耳が聞こえなくなります
７　もっと歯を磨いてください、口臭がして嫌われます
８　もっと洗濯してください、洗濯は清潔の元です
８　靴下ももっとかえてください、他所の家なんかにあがったときに恥を描きますよ
９　フケだらけです、もっと洗髪しなさい、そうでないといまに禿げますよ
１０　もっとまめにゴミを捨ててください、いまにゴミ屋敷になりますよ

まだまだたくさんあるのですが、忙しいので今日はこのくらいにします、事務所に帰って報告書をかかなければならないのです、GGIさんの報告を書くにはとても時間がかかるんです

君は言いたいこというなあ、あのなあ、君の言うこときいていたらオレはまるで大不潔王みたいじゃないか、オレの知り合い、誰もオレが不潔だなんていわないぞ

それはそうでしょう、みなさんGGIには何を言ってもダメとあきらめているのです、だから僕たちがこうして巡回してGGIさんを見守っているのです

それはそれは・・・感謝申し上げる、オレの老後はニャン公しだいということか・・・

さようでございます、また来週おじゃまします、それまで無事でいてください

グッドナイト・グッドラック！

 

 

本格現代美術作品

昨日の街角現代芸術をご紹介しましたが、あんなものは芸術にあらずという声が私の空耳に響いてきましたので、今日は正真正銘の優れた現代美術の作品です

 今日の写真は石田徹也という画家の遺作集（求龍堂、2012）の表紙を撮ったものです

 この画家のこと、GGIはまったく知らなかったのですが、某日，某氏が教えてくれました

 おい、GGIよ、今夜の教育テレビで石田徹也という画家の特集をやる、必見！

それで見てみました、たしかに必見でありました

 1973年生まれ、31歳で亡くなってしまった画家です

 この作品の題名は「飛べなくなった人」（1030×1456）です

 グッドナイト・グッドラック！

街角現代美術の逸品：鉄扉と錠前と・・・

GGIは現代アートなるものが好きです、超芸術トマソンも悪くはないのですが、街角にはときおり本格派と申しますか、美術館に飾られいる作品よりもずっと存在感のある作品が存在しております

 今日の写真は昨日、某警察署に某用件で出かけたときに、途中で遭遇した現代アートの逸品を撮ったものです、

 わが八重葎庵から某警察署へは一本道、その途中にこのような優れた作品が存在していようとはこれまで思ってもいませんでした、久しぶりの大きな収穫でした

 古びた頑丈な鉄の扉の中央にしっかりと取り付けられている錠前・・・ただそれだけじゃないか・・・

 こんなもの、どこがいいんだ、という方も少なくないことと思います、現代アートには思いつきだけのエエカゲンな作品が少なくないと申しますかバッコしている問うのが現実でありますので、そのように思われるのも無理からぬことであります

 現代アートにおける本物の優れた作品の良さというものは言葉ではなかなか表現しがたいものであり、自分で、自分流に感じ取るしかありませぬ、ヘタなインチキ美術評論家の解説なんて百害あって一利なしであります

 けれども本日の作品について、にわか美術評論家を気取って、GGIが若干の解説をさせていただくことにたします

 とにかくですね、この作品は眺めておりますと、GGIはわけもなく心が落ち着くのです、シンメトリーの構図、ブラウンを基調としたシブイ色彩、重い鉄の扉と画面に中央に位置している頑丈そうな錠前の見事な角度とその存在感、扉の間に顔をのぞかせている鮮やかのブルーが造りだしている素晴らしコントラスト、時の流れを見事に表現している扉の錆ぐあい、画面を引き締めるしっかりと鉄の扉に打ち込まれた数々の鋲・・・

 近ごろ私たちの生活のなかに溢れに溢れているチャラチャラした人間にゴマをすっているようなモノモノとは異次元の、本来本物のモノが有しているところの美と存在感がこの作品に再現されている・・・

 なんて、まあヘタな美術評論家のマネはこのぐらいでやめにいたします

 というわけで、こんなものと思われる方がほとんどであろうと推測されますので、これ以上の駄弁はやめることにたいします

 グッドナイト・グッドラック！

嗚呼。またまた選挙（その２）、あるいは東京都、京都、湖都、そして大阪都・・

4月14日に「嗚呼、またまた選挙」と題して日記をかきましたが今日はその続編でございます

 県議選がすんだと思ったらまた選挙、今度は市議選と書きました、昨日湖岸の大通りを歩いておりましたら県議選でGGIが投票した比較的ベッピン候補が選挙事務所にしていたビルに「維新」と書いたノボリが春風に吹かれておりました

 ノボリの下には大阪のハシモト君ともう一人の人物が写っているポスターが数枚貼ってありました、よくはわかりませぬが、どうやら市議選の事前運動のようであります

 今日の写真はこの市議選事前運動事務所を撮ったものです、よろしければクリックしてご覧くださいませ

 この市議選事前運動事務所、やがて候補者の選挙本番事務所に転じるのでありませう、ポスターには「みんなで考えよう！ふるさと大津の未来」という言葉が大きく記されております

 このポスターとノボリを見上げて、GGIは思ってしまいました

 あのハシモト君、都狂いのハシモト君、大阪を都にするだけでは満足できないので、このGGIが棲息する町まで都にしようとしてるんだ、まことに御足労と申しますかお節介なことであることよなあ・・・

 あのなあハシモト君よ、この町はわざわざ今さら都にしてもらわんでも、ずっと以前から都なんだ、湖都と言う名の都なんや

 だからハシモト君よ、君が大阪を都にすることに成功したとしても、また都が一つ増えるだけの話なんや、おわかりでっか？

えっ、分かんない？　君、アタマ悪いなあ、それでよう大阪市長務まってるなあ

東京都、京都、湖都、それに遅れてやってきた大阪都・・・ということやろ！

 グッドナイト・グッドラック！

奈良少年刑務所の内部・・・

去る2月7日の日記に明治初期に建てられ、今も使用されている奈良少年刑務所の話をしるしました
（http://blog.goo.ne.jp/ugugggi/d/20150207

GGIがこの刑務所を見学した時には施設内部の写真撮影は許されませんでたので残念であったのですが、4月10日の毎日新聞の内部の写真が掲載されていました

 今日写真は毎日新聞に掲載されていた写真を撮ったものです、よろしければクリックしてご覧くださいませ

 新聞の写真には以下のような説明が付されていました

 「受刑者が暮らす舎房内部。放射状に45度の角度をつけて2階建ての「第一寮」から「第五寮」が配置されている。二階の中央監視所（中央）からは格子越しに床下の一階も見える。」

 GGIもこの「中央監視所」に建って眺めてみました、まことに見事なる監視しシステムであり、このようなリッパなシステムがすでに明治初期に「構築」されていたことにあきれてしまいました

 グッドナイト・グッドラック！