今年の9月はいろいろな快挙が続きますね、なかには真偽のほどが疑われるものもありますが・・・
東京オリンピック招致に大成功、国産新型ロケット・イプシロン打ち上げ成功、バレンティン本塁打新記録、それにアベ君による福島原発完全コントロール・・
でもGGIの勝手な考えによりますと、何と言っても最大の快挙というか、快挙以上の快挙と言うべきは、ほんとうに驚いたのは、あのボイジャー1号君のことです、GGIはまだ若々しい青年?であった36年前に打ち上げられた宇宙探査機ボイジャー1号、地球上の大半のみなさんがすっかり忘れているあいだに、約190億キロもをも黙々と旅して、ついに人工物体として初めて太陽系外へと到達したのです
他の快挙については、GGIはいくらでもイチャモンをつけることができます、たとえば、いまだにオリンピックを誘致したがるのはイナカものだけや、イプシロンってほんとはミサイルじゃないの?バレンティンの新記録は「飛ぶボール」のおかげ、アベ君のコントロールを信じているやつなんか一人もおらん、、などといろいろイチャモンを付着させることが可能です
しかしながら、ボイジャー君に関しましてはイチャモンのつけようがありませぬ、文字通り快挙中の快挙、スーパー快挙あるいはすウルトラスーパー超快であります
打ち上げられたのは1977年、スタンリー・キューブリックが「2001年宇宙の旅」というSF映画を製作したのが1968年でありますから、その9年後のことです
9月13日の新聞報道によれば、それから35年間、地球の上ではいろいろなことがあったのですが、ボイジャー君は1979年には木星、1980年には土星に最接近、その後多くの人々がボイジャー君のことをすっかり忘れているあいだに、せっせとわき目もふらず、太陽系外を目指していたのでした
これが快挙でなくて何でありませうか、これこそ人類による快挙中の快挙であります、ボイジャー君の電源は何とプルトニウムの崩壊熱を利用したものであり、宇宙でも発電でき、2020年ごろまではこの電源のおかげでデータを地球に送信できるというのも驚きです
そして、もっと驚くのは、地球外の知的生命体に出会った場合に備えて日本語を含む世界55カ国の言語でのあいさつなどを記録したレコードも積んでいるのですが、次に恒星の近くに到達するのは約4万年かかるということです
ボイジャー君は2013年秋、いよいよ太陽系を離れて、時速6万キロで無限ともいえる長い長い宇宙の旅へと出発したです、ボイジャー君は4万年後に次の恒星に出会うことを目指して飛び続けるのです、ボイジャー君はその名のとおり旅人なのです、無限の旅人です・・・・
だから、イプシロン君もえらい、あの「はやぶさ」君もえらい、でもボイジャー君はもっともっと、もっとえらい!!
写真はボイジャーの快挙を伝えるテレビの画面です、よろしければクリックしてご覧くださいませ
グッドナイト・グッドラック!