UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

太平洋戦争の宣戦布告文を読んだことがありますか?・・・・

2014-12-09 00:49:34 | 日記

今夜の日記は昨日の続きのような、続きでないようなお話であります

戦争をするときは国際法上、「宣戦布告」を行うことが必要とされていますが、世の中、戦争と言うものは強い方の国が勝手に仕掛けることが多く、そのため宣戦布告なしの戦争が少なくありません、1937年に始まった日中戦争、当時日本政府は宣戦布告を行っていませんでした(後になって蒋介石が宣戦布告を行ったため、日本は大東亜戦争の一部に含めることにしたそうであります)、ナチス・ドイツもほとんど宣戦布告を行っていません。ベトナム戦争でも米国は宣戦布告していませんでした、

宣戦布告抜きに戦争を始めるというのは、ある日、一方的に戦争を仕掛けることを意味しており、何ともアンフェアであるとしか言いようがないようにGGIは思うのですが、わが日本が大東亜戦争と称していたところの太平洋戦争では、ちゃんと天皇の名において米英に対して宣戦布告をしておりまた

かようなしだいで、今夜は太平洋戦争開戦に際しての宣戦布告、すなわち天皇の「詔書」についてのお勉強であります、終戦の詔書のほうはいわゆる「玉音放送」で広く知られるところです、

『堪え難きを堪え、忍び難きを忍び、もって万世の為に太平を開かんと欲す』

このフレーズは有名ですので、ご存知の方も少なくないでありませう、この名フレースによって、天皇は大元帥閣下から平和天皇へと一瞬にして鮮やかな大変身を遂げたといってもよいでありませう

終戦の詔書のほうはこのように良く知られているものの、開戦の詔書の内容についてはあまり知られていないようであります、GGIも開戦の詔書なるものがあることは知っていますが、その内容を目にしたことはありませぬ、ですから、73回目の12月8日が巡ってきたことを記念して、今夜GGIはお勉強のために開戦の詔書を紐解こうとしたのです、しかしながら、古典的な漢文訓読体で書かれた詔書、あまりうまくは紐解けず、その意味も十分には分かりかねました、

以下が詔書の全文です、ふりがなが付けられたものをネットから借用しました
http://www.geocities.jp/taizoota/Essay/gyokuon/kaisenn.htm

『米英両国二対スル宣戦ノ詔書』

天佑を保有し、万世一系の皇祚(こうそ)を践(ふ)める大日本帝国天皇は、昭(あきらか)に忠誠勇武(ぶゆう)なる汝、有衆(ゆうしゅう)に示(しめ)す。

 朕、茲(ここ)に米国及び英国に対して戦(たたかい)を宣す。朕が陸海将兵は、全力を奮って交戦に従事し、朕が百僚有司(ひゃくりょうゆうし)は、励精職務を奉行し、朕)が衆庶(しゅうしょ)は、各々其(そ)の本分を尽くし、億兆一心にして国家の総力を挙げて、征戦の目的を達成するに遺算(いさん)なからんことを期(き)せよ。
 抑々(そもそも)、東亜の安定を確保し、以って世界の平和に寄与するは、丕顕(ひけん)なる皇祖考(こうそこう)、丕承(ひしょう)なる皇考(こうこう)の作述(さくじゅつ)せる遠猷(えんゆう)にして、朕が拳々(きょきょ)措(お)かざる所(ところ)。
 而(しか)して列国との交誼(こうぎ)を篤(あつ)くし、万邦共栄の楽(たのしみ)を偕(とも)にするは、之亦(これまた)、帝国が、常に国交の要義(ようぎ)と為す所なり。今や、不幸にして米英両国と釁端(きんたん)を開くに至る。洵(まこと)に已(や)むを得)ざるものあり。豈(あに)、朕が志ならんや。
  中華民国政府、曩(さき)に帝国の真意を解せず、濫(みだり)に事を構えて東亜の平和を攪乱(こうらん)し、遂に帝国をして干戈(かんか)を執るに至らしめ、茲(ここ)に四年有余を経たり。幸に、国民政府、更新するあり。帝国は之と善隣の誼(よしみ)を結び、相提携するに至れるも、重慶に残存する政権は、米英の庇蔭(ひいん)を恃(たの)みて、兄弟(けいてい)尚(なお)未だ牆(かき)に相鬩(あいせめ)ぐを悛(あらた)めず。
 米英両国は、残存政権を支援して、東亜の禍乱(からん)を助長(じょちょう)し、平和の美名に匿(かく)れて、東洋制覇の非望(ひぼう)を逞(たくまし)うせんとす。剰(あまつさ)え与国(よこく)を誘い、帝国の周辺に於(おい)て、武備(ぶび)を増強して我に挑戦し、更に帝国の平和的通商に有(あ)らゆる妨害を与へ、遂に経済断交を敢(あえ)てし、帝国の生存に重大なる脅威を加う。
 朕は、政府をして事態を平和の裡(うち)に回復せしめんとし、隠忍久しきに弥(わた)りたるも、彼は毫(ごう)も交譲(こうじょう)の精神なく、徒に時局の解決を遷延(せんえん)せしめて、此の間、却(かえ)って益々経済上、軍事上の脅威を増大し、以って我を屈従せしめんとす。
 斯(かく)の如くにして、推移せんか。東亜安定に関する帝国積年の努力は、悉(ことごと)く水泡に帰し、帝国の存立、亦(またこ)正に危殆(きたい)に瀕せり。事既(ことすで)に此(ここ)に至る帝国は、今や自存自衛の為、蹶然(けつぜん)起(た)って、一切の障礙(しょうがい)を破砕するの外なきなり。
 皇祖皇宗の神霊上(かみ)に在(あ)り、朕は、汝、有衆(ゆうしゅう)の忠誠勇武に信倚(しんい)し、祖宗の遺業を恢弘(かいこう)し、速(すみやか)に禍根を芟除(せんじょ)して、東亜永遠の平和を確立し、以って帝国の光栄を保全せんことを期(き)す。

いかがでしょうか、高校時代に国語の古文などが得意であった方は理解できるでしょうけれど、古文の時間は三年寝太郎であったGGIとしましては、このような文章を読むのは苦痛以外のなにものでもありません

下線はGGIが勝手に付したものです、なぜ開戦に至ったのか、日本側からのその経緯が書かれている部分に下線を記しておきました

要するに我が帝国の言い分は、上記のサイトに示されている現代語訳を助けを借りてGGI流に解釈しますと以下のようなものということになります

・大東亜共栄圏あるいは東洋平和を構築することは明治天皇以来のわが帝国の遠大な謀略である、オレもこの大謀略に大賛成や、わかったか!
・中国はわが帝国の真意を解せず、みだりにわが帝国にたいして事を構えるので、帝国が武器を取らざるをえなくなってしまったのや、それから、もう四年も経ってしもうた、うんざりや
・国民政府を更新してやったのに、すなわちあらたな政府、南京政府を作ってやったのに(汪兆銘による傀儡政権)、蒋介石は米英の庇護を得て抵抗を続けてやがる、許せん、そのうえ、英米は東洋制覇の野望に燃えて、武器援助や経済封鎖を行い帝国の存立に脅威を与えている、
・そやから、ここで米英あいてに一発勝負に出るしかないのや!これこそ自存自衛のための戦や!

当然と言えば当然なのでありますが、この詔書の内容、まことに言いたい放題のかたまりであります、でも安全保障なるものの論理と言うものは、いずれの大国においても本質的にはこのようなご都合主義のレベルのものであろう、というのがGGIの率直なる感想であります、集団安全保障の論理も然りでありませう

中華民国政府、曩(さき)に帝国の真意を解せず、濫(みだり)に事を構えて東亜の平和を攪乱(こうらん)し」などと言われて、蒋介石さんは開いた口が塞がなかったでありませう

今夜は慣れぬ奇っ怪なる国語のお勉強に疲れてしまいましので、まとまりがありませんがこのへんでおしまいにします

今夜の写真は本文と何の関係もありませんが、よろしければクリックしてご覧くださいませ、わが庵のナンテンです

グッドナイト・グッドラック!

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