UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

暗~いドキュメンタリー上映会のあとはドイツ式升酒で・・・

2018-05-21 02:37:07 | 日記
一昨日の午後、5月17日の日記でご案内いたしましたドキュメンタリー「禁じられた声」の上映会を湖都の市内で行いました。

このドキュメンタリー、厳しく言論が規制されている中国、キューバ、イランで、様々な圧力に屈せずブログなどのソーシャルメディアを通じて果敢に自国の人権問題を告発している女性たちの姿を追ったものです。2012年にスイスで女性監督により制作されたものです。日本で公開されたときにハフィントンポストの日本語版がその内容や背景などついて報じていましたので、関心をお持ちの方はご覧になってください。

まあ、いわば暗~い映画であります。GGIはこの上映会の広報に若干尽力し、マスコミ各社にも詳しい資料をつけて宣伝しておきました。新聞の行事案内欄などでも紹介されたのでありますが(京都は小さな囲み記事、めずらしく読売と産経も小さくでありますが掲載、朝日はしっかり無視、毎日と中日は不明)、参加者は最少催行人数をやっとこさ上回った程度、40人には届きませんでした。このように参加者は多くはなかったのですが、大阪や京都など遠くからおいでになった方もおられ、なかには「東京での上映を見逃したので、わざわざ東京から来た」とおっしゃった方もおられたのにはビックリ、やっぱり上映会、やってみて良かったなあと思ったりもいたしました。

ところが上映を終えた後、参加されたみなさんから感想やご意見などをうかがおうと試みたのですが、司会を務めましたGGIの仁徳のなさと申しますか、なんと申しますか、GGIとしましては、衝撃的なシーンが少ならずあったドキュメンタリーでありましたので次々に御意見や感想を述べてくださる方がいらっしゃるものと期待していたのでありますが、正直申し上げてもうひとつ場は盛り上がらず活発に意見が交わされるところまではいきませんでした。

昨年12月に「望むのは死刑ですか」という死刑討論映画とも言うべきドキュメンタリーの上映会を行ったときは、死刑に賛成から反対までいろいろ意見が出たり、犯罪被害者の家族の方が参加されていたりして、なかなか中身のある意見交換ができたのでありますが、このたびはそうはいきませんでした・・・

かようなしだいで、気まぐれGGIは、もうこれ以上はあまり意見が出ないだろうなあと思って早めに意見交換の場の幕を閉じたのでありますが、上映会の開催にいろいろ協力してくれて、会場で受け付けの役もこなしてくれた知人があとで申しました

「GGIよ、早く打ち切り過ぎだよ、もうすこし時間をかけていたら、どんどん意見がでそうな雰囲気だったのに・・・」

そうかあ、会場の一番後ろの席から眺めていればそう感じたのかもしれないけれど、司会している身からすると、あまり意見が出ないとやっぱり焦るんだよなあ・・・不特定多数のいろいろな市民の方々が集まった場で、できるだけ自由に話しあってもらえるように集まりを運営することは、GGIは何回も経験しているのですが、必ずしも容易ではなく、一回一回が試行錯誤であります・・・・

でも別の知人が申しました。「GGIの司会振り、なかなか落ち着いていて良かったですよ」。まあなあ、でも落ち着いてなんかいなかったのや、あせっていたんや、というところでありますが、とにかく上映会、無事終えたことでもあるし、わが湖畔の迎賓館で一息いれませうということになりました。

わが迎賓館のウリはドイツから直輸入のビールでありますが、ドイツの焼酎ともいうべき、「シュナップス」という蒸留酒も味わうことができます。アルコール度数が40度はある強いお酒です。おちょこのような小さなガラス製のジョッキでストレートで飲みます。

まず普通の大きさの、メーカーのネームが入っているジョッキで迎賓館名物の白ビールを一杯、でも今日は疲れたから次は強い酒ということで、GGIはこのドイツの焼酎を飲むことにしました。この焼酎のことは以前に日記も書いておりますので、ノンベエの方はご覧になってくださいませ。

この焼酎、以前、初めてGGIらが注文したときは、小さな小さなガラス製のジョッキにいれてウエイトレスさんがこぼさないように用心しながら持って来てくれました。

その様子を目にして、GGIと知人は申しました。

「あのなあ、君、升酒というの知ってる?知らんのかあ、若いから無理もないなあ・・・あのなあ、升酒いうのはカクカクシカジカでカクカクシカジカや、一合升に入った酒を飲むのや、だけど、そのとき溢れるぐらい一合升に酒を入れて出すのが正式の作法なの、溢れたりして持ってくるときに困るっていうの?あのなあ、だから升酒のときは必ず受け皿を使うのや。受け皿に升をのっけておいてどっと升から溢れるぐらいに酒をそそぐ、あふれても受け皿あるから大丈夫ということや、だからなあ、今日はいいけど、次からは受け皿を使って持って来てね、たのむで、マネージャー氏にしっかり言っといてな」

次にいきましたときは、確かに受け皿はついていました。しかしながら、小さな小さなジョキとは不釣り合いの大きな、大きすぎるお皿でありました、それにお酒はたいして溢れておりませんでした・・・これじゃなあ・・・

というわけで迎賓館を訪問するたびにあれこれ申しておりましたら、遂にマネージャー氏が降参、昨日は開口一番、

「今日は専用のオシャレなちょうどいい大きさの受け皿を用意しました、そのうえタップリ溢れさせました、二杯分ぐらいはありますよ!」

キャ!これはラッキー、今日の写真はGGIらのうるさい注文とマネージャー氏の尽力の成果を撮ったものです。どうかクリックしてご覧になってくださいませ。写真でははっきり見えないのですが、受け皿にタップリ、ドイツの焼酎、シュナップス君があふれております。まことに大感激であります。

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。