UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

嗚呼、円周率の愁い・・・

2018-04-18 01:26:51 | 日記
GGIは短歌や俳句を作る趣味はありませぬ、と申しますか、より正確にはそのようなものを作る能力に欠けております。でも、他人の作品はながめたりするのは嫌いではありませぬ。

新聞の投稿欄などで、たまに、これはいい作品だなあ、切れ味鋭いなあ、GGIにはとっても思いつきそうもないなあなどと思ってしまう句に遭遇いたしますと、なにかステキな拾い物をしたみたいで、ちょっぴり得した気分になります。

ところが一昨日(4月15日)、朝日新聞の俳句の投稿欄を眺めておりまして、なんとも簡単には感想を述べようがない、異色というのでせうか、ちょっと説明しがたい、これまでに経験したことがない、不思議な感じがする作品に出会ってしまいました。

《 円周率春の愁いとなりにけり   (奈良市)上田秋霜 》

GGI、思わずう~んと唸ってしましました、絶句いたしました、これはいったい何だ・・・

円周率!春の愁い?これはいったいどうなっているのだ・・・円周率と春の愁い、なんとシュールで不条理な出会いでありませう!

選者の大串章氏は、「円周率」と「春の愁い」の組わせが絶妙、3.14159・・・と続き、春の愁いは止まる(とどまる)ところを知らない、と評されています

しかしながら、GGIが考えますところ、この句は単なる絶妙な組み合わせにとどまるものではありませぬ。「円周率」と「春の愁い」の組み合わせ、これは絶妙どころの話ではありません。絶妙を遥かに超えて、何かもっと深遠で哲学的で宇宙的ともいえる、まるで迷路のような不条理で目まいがするような出会いです。何かとても不可思議な世界を垣間見たような気がしてしまいました。これは一言で申しますと不条理俳句であります

まず《円周率》なる数学上の概念を俳句の題材として取りあげたところが異色であります。円周率とはいうのは聞きなれた言葉でありますが、そして数学の専門家には何ともない容易に理解できる用語であるかもしれませんが、素人が正確には円周率を理解しようとしますと結構やっかいと言う程度ではありませぬ。理解しようとすればするほど、円周率が包含している不思議な世界に戸惑いが増すばかりであります。

ウィキペディアさんによれば「円周率は最も重要な数学定数とも言われており、円周率は無理数であり、循環少数ではない、円周率は、無理数であるのみならず、超超数でもある」そうです。わかりますか?!

この説明で、円周率は何か数学的にきわめて特殊と言うか特別な存在であるのだろうということは分りますが、それ以上のことは素人には何も分かりかねます。

円周率についての研究は古代エジプトのころから行われています。それ以来円周率についての人類の悩みは続いているのではないかGGIは思います

円周率はなぜ無限に続く数字でしか表せないのか、円周率は循環小数でないのであれば、何か一定の法則にしたがった次々と数字が表れるのか、そのような法則が存在しているのか存在していなのか、なぜ数字が無限に続くのだ、無限っていったい何なんだ、無限の向こうには何が存在しているのだ、どうしてこのように謎に満ちたモノがこの世に、いや人類が出現するずっと以前から、おそらく宇宙の誕誕生以来存在しているんだ、円周率をつくったのは誰だ、神なのか、いったい円周率はなんための存在しているのだ、神の意志によるのか、それとも円周率という名の悪魔がいるのか、円周率が存在してなかったら世界はどうなるんだ・・・

円周率というのはある円における、円周の長さの直径の長さに対する比率であることぐらいが小学校か中学校で習ってどなたでもご存知であると思いますが、なぜあのように無限に少数が続くのかなどなど、円周率について考え出しますと、オツムがおかしくなりそうです。このオツムがおかしくなりそうな感じを、この俳句の作者は「春の愁い」と称したのでありませうか

春の愁いか、そうだよなあ、円周率がもたらす愁いは、たしかに秋の愁いでも夏の愁いでも冬の愁いでもないよなあ、理由は判然としないけれど、やっぱり春がふさわしいように思えるなあ、なんだかよくわからいなあ、でもどうして春の愁いなんだ、春霞に包まれた風景を眺めていると視界が定かでない世界に遭遇して何となく愁いのようなものを感じてしまうことがないとは言えないけれど、それと似たような感じなのかなあ、無限に続く円周率の数字をじっとながめているうちに何となく生じる捕えどころのない感覚は・・・

あのベケットさんの戯曲でゴドーさんがいつまでったも姿を見せないように、円周率はいつまでっても自らの全身を明らかにせず、次々にひたすら数字を生み出していくだけ、まるで無限地獄・・・

謎に満ち満ちた円周率のことを考え出しますと、GGIとましては

円周率春の愁いは増すばかり・・・

というのが実感であります

でも、とにかくですね、この句が優れたものであるかどうかは別として、GGIはこの真に深淵で類稀なる俳句を決して忘れることがないでありませう

参考のために、円周率の冒頭部分を以下に記しておきます。口にだしながらゆっくり数字を読み上げていってください、そうすればあなた春の愁いのようなものを感じるかもしれませぬ!

π=3.
1415926535 8979323846 2643383279 5028841971 6939937510 5820974944 5923078164 0628620899 8628034825 3421170679 8214808651 3282306647 0938446095 5058223172 5359408128 4811174502 8410270193 8521105559 6446229489 5493038196 4428810975 6659334461 2847564823 3786783165 2712019091 4564856692 3460348610 4543266482 1339360726 0249141273 7245870066 0631558817 4881520920 9628292540 9171536436 7892590360 0113305305 4882046652 1384146951 9415116094 3305727036 5759591953 0921861173 8193261179 3105118548 0744623799 6274956735 1885752724 8912279381 8301194912 9833673362 4406566430 8602139494 6395224737 1907021798 6094370277 0539217176 2931767523 8467481846 7669405132 0005681271 4526356082 7785771342 7577896091 7363717872 1468440901 2249534301 4654958537 1050792279 6892589235 4201995611 2129021960 8640344181 5981362977 4771309960 5187072113 4999999837 2978049951 0597317328 1609631859 5024459455 3469083026 4252230825 .....

あゝ、愁いを通り過ぎて気が狂いそうだ・・・

今日の写真は説明不要でありませう。クリックしてご覧になり、あなたも円周率に思いを馳せてくださいませ

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・

グッドナイト・グッドラック!
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