UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

73歳の男性ってGGIだろう!・・・あるいは限りなく誤報にちかい我がコメント・・・ 

2014-11-18 01:39:54 | 日記

先週の金曜日の夜、湖北の町で暮らす知人が電話してきました

 「あのなあ、ちょっと聞くけどなあ、この73歳の男ってGGIのことやろ?」

「何の話? 確かにオレは73歳の男やけど」

「やっぱり、そうか、この73歳の男なあ、ええかげんなこと言うてるんや、今日の京都新聞に出てたぞ」

「分からんなあ、なんのことや?」

「あのなあGGI、おまえ、先週の土曜日に湖都でデモしただろ?川内原発再稼働反対の」

「確かにしたけど、それがどうした、あのデモ、偶然だったけど鹿児島県知事が再稼働同意を表明した翌日だったので、たしかに京都新聞の記者が取材に来てた、記者とちょっと雑談はした、デモの記事が翌日出てたのは誰かが知らせてくれたので知ってるけどなあ・・そのときのことが今頃何か記事になっているのか?」

「そうや、ちょっと記事の見出しを読むから聞け、見出しは《嘉田路線継承の三日月知事、「卒原発」に言動慎重、行程示さず、懐疑の声も》や、ようするに、三日月坊やのヤロウ、パフォーマンス名人のタヌキおばさんの「卒原発」とやらを引き継ぐと言って知事に当選したものの、その後の言動があいまいではないか、という特集記事や」

「そんなのあたりまえの分かりきった話やないか、いまごろ何故そんな記事書いてるんや、それで73歳の男はいったい何て言うてるんや」

「これから73歳の男についての部分を読み上げてやるからよ~く聞け、こう書いてあるぞ、《湖都の市内で8日にあった「脱原発」を訴える催しに参加した男性(73)は、知事選で三日月知事に投票した。『嘉田さんから何を引き継いだのか全然見えてこない。川内の次は高浜が待ち構えている。もっと具体的に卒原発をどう進めていくか説明してほしい』と注文をつけた》。GGIよ、『説明してほしい』なんて、えらくモノわかりのいいお上品ななこと言うてるなあ、恥ずかしくないのか!》

「おい、ほんとにそんなこと書いてあるのか、君も分かっているようにGGI様がそんな上品ぶったヤワなこというはずないやろ、それは全面的に誤報や、朝日よりもたちの悪い誤報や、そこに書いてあることで間違っていないのは《川内の次は高浜が待ち構えている》という部分だけ、あとは真っ赤なウソや」

「じゃあ、いったいGGIは何て言ったんだ?」

「あの記者、最初にオレに聞いたんや、知事選では誰に投票したんですかというから三日月坊ややと答えた、そうしたなぜ三日月に投票したのかたずねよった、それで言ってやったんや、『あのなあ、三日月が良かったからやない、ただ単に官僚出身の自民党候補という最悪の選択を避けるためや、あのなあ、ベストな選択ができないときはベターな選択をというやろ、その裏返しや、最悪つまりワーストな選択をさけるためにはワースな選択をしただけや、つまり『より悪い選択』をしただけ、そのことがこの記事ではぜんぜん伝わってない」

「そんなことより、発言内容はどうなんだ、記事にあるようなことは言ってないのか」

「断じて申しておりませぬ、たとえば『嘉田さんから何を引き継いだのか全然見えてこない』なんてマヌケなこと言うはずないやろ、オレが言ったのは『だいたい三日月坊やは当選したい一心で引き継ぐと言っただけ、だから引き継ぐはずなんかないやろ、そんなこと最初から分かっている話や、それになあ、あの嘉田のオバサンの『卒原発』自体が意味・内容不明でどうにでも解釈できるインチキ臭いスローガンやないか、それに、天下の大朝日なんかあのオバサンを今でも持ち上げているけど、実際に自分の足元でやってきたことはエエ加減な手抜きばっかりやないか、栗東の産廃処分場の不法投棄問題では、あら、たいして汚れていませんわよ、と全量撤去という審議会の答申を強引に一晩でひっくり返してしまったし、湖北の町、余呉町の2006年の冬に起きた核廃棄物最終処分場の誘致騒動でも、知事としてこの計画を止めろと余語町長にはっきり言えとGGIらが要望したにもかかわらず、ほどんご何もしなかったし・・・』と言うたんや」

「それにまだまだあるぞと記者に教えてやった、あのバ・嘉田知事、原発事故の以前は原発問題なんかに何の関心も持ってなかった、たとえば、福島原発事故以前は《もんじゅ》の試運転再開にも、お国を信頼していますと言って賛成していた、どんな事故が原発で起きても湖国は大丈夫ですというインチキ原子力防災計画を抜本的に見直し被害を想定した計画を作れとGGIらが口を酸っぱくして言っても福島の事故が起きるまでは何も直そうとしなかった、福島原発事故のあとでも、事故以前から設置されていた湖国の高線量対応モニタリングポストを運用のための金がかかるからモッタイナイワと停めたままで放置していて,あげくのはて廃棄してしまった、放射能に汚染された木材チップの不法投棄問題でも情報を隠しまくって、いまだに木材チップがどう処分されたのか、されなかったのかも不明、などなど、とにかく卒原発命などと称しながら、この言行不一致の女王ぶり・・・そんなもの引き継いだって県民が迷惑なだけやろ』とオレは言うたんや」

「それなら、『もっと具体的に卒原発をどう進めていくのか(知事に)表明してほしい』とも言わなかったというのか?」

「あたりまえだろう、頭脳明晰で言葉に厳格なGGIさまが「卒原発」なんていう意味不明のことを口にするはずないやろ、どう進めていくのか言ってほしい、なんてそんなカワイラシイことGGIさまが言うはずがない!オレはなあ、『知事就任直後に、「卒原発」がどうのこうのと言うのなら、鹿児島県知事に対して原発再稼働に同意するなと正式に申し入れろと要望書を出したら、あの坊や、要望に対する回答は示さずに、へのへのもへのと書いてよこしたただけやった、このことは記者クラブにも、へのへのもへのと書いた紙切れが来ましたよと知らせてやったのに、どこの新聞も何も書かなかったじゃないか、だから今度はちゃんと書け、《知事よ、川内の次は高浜や、高浜原発再稼働絶対反対と明確に公の場で表明しろ、これが73歳男性様の命令や》と書け』といっただけや、だからこの記事、すくなくともGGIさまに関する部分のほとんどは大誤報や」

「そうしたら誤報のまま伝わって、GGIの今ではわずかしか残っていない信用も失われるとうわけか」

「何を言うか!オレの信用はまだどっさりある、ただし普段は冷凍庫に保存しているので、あまりないように見えるだけや、でもなあ、オレの周りには君も知っているとおり、あのタヌキオバサンのフアンであったついでに三日月坊やを熱心に応援していた連中が結構いるから、そうした連中に、この73歳のオッサン、われわれが応援して当選させた(と思い込んでいる)知事にケチをつけるつもりか、と怨まれるかもしれんなあ・・・・」

 今夜はアホな地方政治のアホなお話をお聞かせして失礼いたしました、どうかお許しくださいませ

 今夜の写真は問題の新聞記事を撮ったものです、記事の最後の部分(左下)がGGIの発言とされている部分です、クリックしてご覧になれば細かい字が読めるかもしれません

 グッドナイト・グッドラック!