『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

心にポッカリ・・・・・脱力感

2006年06月28日 | Weblog
丁度1ヶ月前に、かつて役員をやっていた労働組合から
市議会議員への出馬要請が来た。
僕が住んでいるのは三鷹市。けれども市議会議員は会社のある昭島市。
そもそも、4年前に前任者が選挙のギリギリまで勇退か?続投か?の
結論を出さず、ぎりぎりになって勇退が決まったために後を引き継ぐ
人間を選出できず、同じ連合傘下の労働組合からの候補者も立てられず
そのまま誰も出馬せずに空白の4年間を送ってしまった。

今回は、来年6月にある選挙の候補者の人選を7月までにする約束で
他の労働組合に待ってもらって、何とか自社の組織内から候補者を出す
つもりだったらしい。
それで、組合の上層部が数人の候補者を選んで、最後に残ったのが僕。

僕は3年前に、組合を通じて労働運動へ人生をかけるつもりでいたのだが
会社の組織(職場)から、後継者を育てるように要請を受け労働運動への
道を断念した経緯がある。

ところが、言い出した組織が僕との約束を何の説明もなしに反故にした。
会社なんてそんなものなのかも知れないが、そういうこともあって去年は
かなりプライドを傷つけれれて、会社に行くのも辛い時期があった。
今は会社や仕事に対して何も未練も無くなって、若手に全て引き継がせたら、一線を退くつもりで会社に通っている。

そこで降って湧いたような話。人生を変えるチャンスがやってきた。
労働組合のバックがあるので、選挙は何位で当選するかという話。
会社も辞めずに、議員活動も自分が辞めるというまで続けられる。
前任者が7期28年、ブランクが4年なので30年に一回のチャンスだ。

それなのに、いまや会社には全く未練が無いのに、
傷心の辛い時期に大きな心の支えになった音楽や演劇、
サッカーの仲間が浮かんできて僕の頭から離れなくなった。

特に演劇は5ヶ月間、土日、休日を全て昼から夜まで稽古に費やして、劇団の皆さんに精神的にも凄く支えられ、癒され、期待されて、精神的に前向きな生活が戻って来た。

音楽も長年続いているバンドのライブ活動を再開しようと練習で凄くいい時間を過ごしてきた。
色々な仲間が、この一年間、僕の心を支えてきてくれた。
そういう仲間と離れてしまう生活に対して、勇気が湧いてこない。

それと、議員活動は多かれ少なかれ家族にも影響を及ぼす。
特に嫁さんは、いわばホステスの様に後援者などに接する必要が出てくる。
人付き合いの苦手な嫁さんは、ノイローゼになってしまうだろう。

そんな事で、この上なく良い話だったがお断りすることに決めた。
僕には余りに重い選択で、一ヶ月ではとても気持ちの整理は出来ず、周りも説得できなかった。
ただ、僕が断ることで今後、自社から候補者を出すことは暫く出来なくなるだろう。
それが一番心苦しいところ。
自分にやる気があっただけに尚更だ。

まだ、どこかに未練があるのだろうか?
嫁さんにもう一度断っても良いかと問い質す。
答えは「no」。やはり断る方だった。

進路を天秤にかけて、両方とも重かった一ヶ月。
でも、少しだけ良い夢も見させてもらった気がする。
そういう意味では、僕を推薦してくれた組合に感謝している。
メールで一応お断りのメッセージを送り、明後日、最終的なお断りの挨拶をする。
そう決めた途端、何だか心にポッカリ穴が開いたような気分になった。
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