『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

放り出さなければ、誰も受け取らない

2018年07月30日 | Weblog

今日は事務所に行ったけれど、パートのおばさんはお休み。
所長は山梨、他のメンバーも出払っていて、事務所に居たのは
元の会社を退職して、うちの事務所で預かって仕事を継続している元先輩一人だけ。

金曜日にパートのおばさんは月曜日の午前中だけお休みと聞いていたので、
午後の便で出荷する修理品の事は心配して居なかったのだけれど、
休みとなったら話は別。
出荷の日までに、僕は出荷時の検査報告書と修理報告書を作って、
修理した製品を梱包して箱に入れて渡すだけ。
出荷時に修理品と一緒に送る納品書等の書類がどれで、何を入れるのか?
そういう事を全く知らない僕にも責任はあるんだけどね。

金曜日に確認した時に、もしかして一日休むかも知れないと、
一言言ってくれていたら、僕が代行して出来たのにね・・・・

世の中には『自分が居なければ』と思わせる事を率先してやる人が居る。
このパートのオバサンもその一人。
過去の仕事のファイルや、履歴を他の人に判り難いところにしまってしまう。

定年を迎えた子会社もそうだった。
何にも知らない人が探しても、そう言った書類がすぐに見つかる場所、
ファイルの名称も判りやすく分類したものにするように指導したのだけれど・・・。

技術の継承が出来ていないと、嘆いている人の対岸には
『俺にしか出来ない仕事』と言って、後継者を育てない人も居る。
そんな事になったら、自分の存在価値が無くなってしまうと思うんでしょうかね?
そう言う人が自らを『生き字引』なんて、恥ずかしい事を言ったりする。

それとも、いわゆる『保身』なんでしょうかねぇ?
『○○さんが居ないと…』と周りに思わせて、自分の存在価値を誇示する。
そう言う人を散々見て来たから、僕は自分の技術やノウハウは全て晒してきた。
それを受け取る側が感じ取ってくれて、教えて欲しいと言われれば
全て教えて、その人たちに場所を明け渡してきた。

そして僕は別の新しい事にチャレンジする。
まぁ、人によっては『放り出した』と言われることも有りましたけれどね。
放り出さなければ、誰も受け取らないでしょ?
これが僕の答えでした。

マニュアル通りは嫌いだけれど、それでもマニュアルは作っておくべき。
そう感じたのでした。

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