『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

プロの自覚をして欲しい

2013年02月21日 | Weblog

今日は朝と夕方に報告会に参加。
朝は定例の技術報告会。
この報告会、もともと自分の仕事の報告をキチンとできるように、
報告事項のまとめ方や、誰が見ても分かり易い資料を作る事を
身に付けさせるために、前社長が若手を対象に始めた事。

前の部署を飛び出して本社から、今の子会社に異動になった時に
僕を買ってくれていた前社長が最初に言ったことが
『設計や開発の基本が出来ていないので教えろ』だった。

その言葉に従い、僕は報告書をこまめに作らせることを徹底した。
でも、自分が当たり前と思っていたことが出来ないのが現実。
これは大きな岩を動かす作業なんだと、前社長が言っていた事が理解できた。

それで今日の報告会。
そもそも、本来の目的が何処かへ行ってしまい、若手の教育から
単なる社長報告会に変わってしまった。
そんなの、開発会議でやれよ・・・って思うのが本音。

今日の報告会は、ある装置の問題点を改良して、その結果を報告したのだけれど
聞いていて質問する気にもならないほど、報告内容のレベルが低かった。

まずは調査結果を改良前と改良後で比較しているのだけれど
比較一覧表になっていないから、どこがどう変わったのか?
良くわからない。

その上、数値に単位が入っていない。
書いた本人や、知識のある人が見れば判るのだろうけれど、
それでは報告にはならない。
おまけに、比較するデーターの条件が違っているので、
本当にどう変わったのか?わからない状態。
簡単に言えば、比較しようとしても使っている物差しが違うから
どれが正しいデーターなのか?わからない状態。

結局、本人と関係者だけが納得しているだけの報告。
報告会の後で、社長に『レベルが低くて質問する気にもならなかった』
と、不満を吐露した。
社長も報告会の中で指摘していたんだけれどね。

とても「プロフェッショナル」の仕事とは思えない。
それを平然と認めてしまう組織にも問題がある。

少なくとも僕が育てている若手は、いつも僕に駄目出しされているので
出てくる報告書も何度も突き返され、泣きながら完成させている。
夕方、昨日話に出た学生さんの報告会に出席したのだが
そちらのほうがよほど判りやすいし、纏まっていた。
これも、何度も再提出させた結果の話なんだけれど・・・・・

学生と言う「アマチュア」に「プロフェッショナル」が負けている。
もう少し、プロとしての自覚をして欲しい
そう思った一日でした。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 頑張れ! | トップ | 僕はやっぱり、恵まれている... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事