『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

間違いだらけのヘアケア

2007年11月19日 | Weblog
バンドの相方、Charlieが意外にも髪の毛の悩みを日記に書いていた。
そこで今日は髪の毛のケアについての日記。

僕と実際に顔を合わせた事がある方はご存知かと思いますが、
僕は50歳近くになって、気分転換で髪の毛にパーマをかけ
いわゆる茶髪に、メッシュを入れたヘアスタイルであります。

僕の通う荻窪にある「ヘアサロン・オガタ」との付き合いは既に40年。
このお店については前に日記で 係わり合いを書いたので割愛。

そんな長い付き合いの床屋は、僕にとって髪の毛の先生。
高校生の時に、あまりにもペッタリとしている髪の毛に
パーマをかけて、イメージを変えてもらったり、
若い頃に、友人にカットモデルを頼まれて、
切れない鋏で切られて根元まで枝毛になっちゃったり、
パーマかけた翌日にサーフィンへ行ったら、
髪の毛がボロボロに折れてしまったりと、
何かと髪の毛のトラブルが多かっただけに、髪の毛のケアについて
いつも相談して、色々教わってきたので今や髪の毛に関しては
かなり詳しく、更に自分の髪の毛のケアには気を使っている。

髪の毛にいけないのは、静電気と摩擦、それに熱。

まず静電気。
静電気が起きる原因の殆どは、ブラシの材質がプラスチックの場合。
プラスチック製のものは、梳かしている間に静電気でキューティクルに
ダメージを与える。軽く梳かしてもこのダメージは起きるのです。
そういう意味で豚毛のブラシは、毛同士なので髪の毛の表面を傷つけない。
Charlieの日記に書いてあった豚毛のブラシは正解です。
豚毛のブラシは、毛の太さと目の粗さが3種類あって、
セット用のブラシは細い毛で出来ているので、
櫛よりも綺麗にセットできます。
ヤギの毛で出来たブラシもいいですね。
他に金属製のピンブラシって言うのがあって、
好みで使い分けるといいですね。
ちなみにこれらのブラシは、ちょっと高いですがドイツ製がお勧めです。

次が摩擦。
摩擦はブラシの他にプラスチック製のコーム(櫛)ではもっと酷い。
基本的に櫛は、ちょんまげや日本髪のように、よほどキッチリ髪の毛を
形作る髪型で無い限り、お勧めしません。
使うならば、柘植の櫛で目が粗いものがお勧めです。

次に熱。
これは殆どがドライヤー。ドライヤーにブラシがついたものは最悪。
最近のドライヤーは1KWもあって、とにかく熱い。
髪の毛は熱でキューティクルが開くので、熱いドライヤーは髪の毛を
乾かすつもりが、髪の毛の中の水分まで奪ってしまうのです。

髪の毛を大事にするコツは簡単です。
まず、出来るだけ可能な限りシャンプーの回数を減らす事。
シャンプーも毎日は駄目。
自動車整備のように毎日油を扱う仕事をしていない限り
普段は少し熱めのお湯で髪の毛を流す程度で十分汚れが落ちます。
シャンプーは週に2,3回がいいです。
こうする事で、髪の毛の水分や表面を保護している油を維持できます。

脂性の人は、どうししても毎日シャンプーしてヘアトニックつけたり
したがりますが、これも駄目です。
ヘアートニックは気持ちいいけど物によっては
鉱物系の香料が入っているので肌に良くないです。

頭を洗ったら、必ずコンディショナーで髪の毛のキューティクルを
保護してやる事が大切。
車のワックスのようなもので、シャンプーの後は必須です。
リンスと云うのは、界面活性剤なので髪の毛がツルツルになったようでも、
いわゆるキューティクルの保護をする役目は出来ません。
たまにトリートメントをすると、髪の毛は見違えるほど質が良くなります。

髪の毛を洗ったら、犬が濡れた毛をブルブルってやって水を飛ばすように
思い切り手でバサバサってやって水切りして殆どの水気を飛ばしてしまいます。
そうするとタオルでゴシゴシやらなくても、叩くようにして水気を吸い取るようにするだけで殆ど生渇き状態になります。
タオルで擦るのは髪の毛同士の摩擦で絡まりやすいので、
出来るだけ控えた方がいいですね。

ドライヤーも出来るだけ弱い風で、頭から離して使う方が良いです。
そして仕上げに冷風で開いたキューティクルを閉じてやるのも大切。
ドライヤーは冷風で整えると髪の毛がしっとり纏まります。
熱風は乾くのが早いだけで、いい事は何一つ無い。

お勧めは扇風機。
水切り→タオルで吸い取り→軽くドライヤー→扇風機が良いです。

髪の毛のセットが大変だからと、濡れたうちに髪の毛をセットするのも
実は髪の毛に余分な摩擦や、引っ張りを与えて良くありません。

お勧めは、界面活性剤の入っている寝癖直し。
リンスを水で薄めたものでもOKです。
これを多めに使って、髪の毛を手櫛で整えて、タオルで余分な水分を
吸い取るのが一番贅沢な、セットの仕方です。
(ちなみに僕は寝癖直しを週に1本使っちゃいます。)

僕の唯一の贅沢は髪の毛にかける時間と金。
床屋はカット→パーマ→2回のカラーリングで一回6時間。
お値段はちょっと高めですが、逆に床屋でゆっくり眠れる。
床屋の椅子っていうのは、凄く高級で長時間座っていても
疲れないような作りなのです。

それに前出の寝癖直しは週に一瓶。トリートメントは月に1本。
ワックス、ムースも髪の仕上げ方によって使い分けするし
少量で凄く伸びて、更に型崩れしにくいものを床屋さんで買ってます。

髪の毛、酷使してませんか?
アデランスやアートネイチャーに相談なんかすると相手の思う壺です。
ちょっと試してみてください!
コメント
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