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ことしは世界天文年だ

2009-03-22 16:29:58 | インポート

200pxgalileo_arp_300pix_2  今年はあのイタリアの大科学者ガリレオ・ガリレイが天体望遠鏡で天体観測を行ってから、ちょうど400年目に当たるということで世界天文年の年だそうである。そのせいかどうか3月6日にアメリカが「ケプラー」という新たな宇宙望遠鏡を打ち上げた。第2の地球を探すためという目的のために3年半に渡って、天の川の白鳥座の方向の一角を観測し続けるのだという。最も太陽系外の惑星といっても地球からの距離があまりにも遠すぎるため直接、惑星を探すわけではない。なんといっても地球から最も近い恒星であるアルファ・ケンタウルスまですら43兆キロもある。太陽系内の惑星で最も遠くの軌道を回っている冥王星までの距離が太陽から50億キロぐらいだから、恒星までの距離がいかに桁違いかと言うことがわかるだろう。そのために直接惑星を探すわけではなく、とりあえず恒星を観測するということになる。それでどうやって恒星の周りを回る惑星を見つけ出すことができるのか?簡単に言うとなんでもそれぞれの恒星の明るさを連続的に観察して、明るさの変化を記録する。恒星の周りを回る惑星が恒星の手前を横切れば、それによって光がさえぎられ望遠鏡に到達する光が減少する。それで惑星の存在がわかるのだという。さらにその惑星が地球型かどうかを判別するのはさえぎられた光の減少の程度から、その惑星の大きさが推定できるし、光の減少が継続する期間から、惑星の公転周期がわかる。そして周期と恒星の質量がわかれば恒星と惑星の距離もおおよそ計算できるし、地球ぐらいの大きさで尚且つ恒星からの距離が我が太陽と地球ぐらいの惑星を丹念に1つ1つ探し出そうというのだ。

もし、地球型の惑星が発見されれば次に考えられるのはその惑星に生命が存在するのかということになるだろうが、その生物が微生物やバクテリアなどの類ではなく、地球人のような高等生物(?)だったらどうするのか。あまり知られていないが実は国際天文連合という組織が1991年に細かい指針を出している。それによると宇宙人とコンタクトできた場合は世界中の天文台に連絡して追跡調査を行う。そしてそれが宇宙人からのものと100%確認できるまでは決して公表してはいけない。その上でしかるべき国家機関に連絡し、確認後はその事実をきちんと公表することなどを求めている。

何度も言っているが玉石混合とはいえそれなりに信憑性のあるUFOや宇宙人情報もかなり公になってきている。はるかな宇宙に地球型惑星を探すための宇宙望遠鏡を飛ばすのも悪くはないが、それだけの巨費を投入しなくとも、そういう地球型惑星から”彼ら”はもうすでにこの太陽系第3惑星の地球を訪れ、数々の物理的証拠も残していると思うのだが。最近の宇宙に関する情報を見ると、かなりの数の太陽系外惑星が発見されたり、火星で水の存在が確認されるなど、宇宙は死の世界というイメージがずいぶんと変わり、逆に宇宙には生命が存在する可能性が高いと感じられるニュースが多くなっている気がする。これは正統派科学の立場から見ても宇宙に生命がたくさんいるかもしれないという世論を大きくしていこうと考えている大きな流れの一環なのではないかと思うのはうがった見方だろうか。