雨に煙る釜山港

　今日は雨に煙るどころではなく、大雨にたたられました。日本と同じでタクシーは取り合いになるし、ズボンはぐしょ濡れになりました。それでもなんとかチャガルチ市場まで行き、仲良くなった親子のやっている海鮮料理屋で焼き魚定食を食べてから、お土産の野菜類や乾物を買い込みました。モーテルに戻ったら？もちろん昼寝をしました。ぐっすり２時間、本当によく寝ますね。社会復帰が危ぶまれますなあ。

　夕方はモーテルのオーナーに頼んで電話を入れてもらい、トルコ料理のレストランに行きました。タクシーもモーテルまで呼んでもらい、行く先も説明していただきました。本当に助かりました。雨の中、地下鉄で出かけたりしたら、行き着く前にめげて戻ってきたでしょう。それぐらいわかりにくかったです。
　料理はおいしかったです。大好きな羊のシシカバブを食べてきました。後２種類のトルコのスナック的料理を食べ、焼きたてのパンを食べられました。ワインがなかったので、妻はビール、私はラキというトルコの酒をいただきました。蒸留酒で水で割ると白濁する強い酒でした。付け合せのトマトソース見たいのが結構辛いのとあいまって大汗をかいてしまいました。

　帰りもタクシーで帰りました。さあ、これから最後のマッサージに行ってきます。後は残った一本のワインを飲んで早起きするだけですね。

シジミスープ

　シジミのスープとはそのままのもので、味は塩と唐辛子で自分で調節していただきます。真っ白なスープの底には蜆の剥き身がごっそりと沈んでいます。いかにも肝臓に良さそうです。もう手遅れか？付け合せはキムチが白菜、大根、大根の葉と三種類、わかめ、豆もやし、春雨の炒め物、あとひとつ、、、そうだ、イカの塩辛が入ったキムチもありました。それに、付けあわせとはいえないさばの煮物、これは大根も入って骨まで食べられる美味しい物です。これにご飯がつきます。別にさばなどを巻いて食べる葉っぱが、エゴマ、サンチュ、あと二種類ぐらいの知らない葉っぱと青唐辛子がつきました。

　妻はしじみビビンパにしました。肉の代わりに蜆のゆでた剥き身が乗っています。もちろんスープもつきます。いかにも健康に良さそうな食事です。毎朝かなり沢山のお客さんで賑わっています。今日はあいにくの雨でぶらぶら歩きにはつらい一日になりそうです。

　明日は帰国します。今日はお土産を買わなくてはいけません。エゴマの葉とカレイの干物、ジャコと豚足かなあ。まあ、午後から出かけましょうか。

プサン チャガルチ ホルモン通り

　昨日行ったホルモン焼き屋さんの話ですが、大きなお店の中に小さなカウンターがいくつかあり、それぞれのおばさんが独立した店主なんですね。サービスが直接売り上げに響くので、結構真剣勝負です。

　もつは大きな冷蔵庫の中に、氷の中に浸かっています。新鮮なものだと思います。それをはさみで大きめに切って焼きだします。そして、焼けていくうちに食べやすく切ってゆき、ちょうどよいタイミングを教えてくれます。お客が自分で焼くことはありません。もつについた油は取れるものははさみで取り除き、焼いていてにじみ出るものもペーパータオルなどでふき取り、かなり健康的な仕上がりになります。私にはぴったりですね。

　味付けは塩とごま油で食べる塩焼きと。たれで揉みこんだたれ焼きとあります。どちらもおいしいのですが、まあ、好き好きですね。赤いホルモンと白いホルモンとどちらがいいかと聞かれ、つい両方と答えて、食べ切れなくなりました。

　エゴマの葉、生食用に育てたと思われる白菜の葉、サンチュ、にんにくの茎などがありました。これらの葉に味噌をちょっとつけ、にんにくを入れたりしてクルリと巻いて食べますが、美味しかったです。


　今朝は７時まで寝ていました。朝食は蜆スープのお店に行くつもりです。これも美味しいものですよ。さあ、お風呂に入ってから出かけますか。