THE WORLD IS WATING FOR THE SUNRISE

地球が普通の人の棲む惑星になることを夢見て

長く生きすぎたせいだか

2016-05-11 02:21:28 | どーでもいいこと

とびきりポップな、とか、今話題の、とか、最近デビューした若いミュージシャンには

期待できそうなキャッチフレーズっぽい言葉を付けて、ラジオ局推薦のような感じで

一日に何回も流れてくる。軽快なテンポと洗練されたアレンジに乗せて、これが今風の

歌い方なのだろう。カッコイイといえばカッコイイ。多数派にはウケルのかもしれないが、

GSに始まりフォークロック、フュージョン、プログレ、一時期演歌、シンセ音楽、ドーグ

ジャズ、ブルーグラス、クラシック何でも聴いてきた私には、どこが新しいの?と言いたくなるような

音楽ばかりで、正直、一日何度も流れてくるのはしんどい。平成世代には新しく聞こえるのかも

しれないが、たかが半世紀ではあるが、それだけ生きてきた者には、どこかで聴いたメロディーの

つなぎ合わせにしか聞こえなく、全く刺激が無いのだ。これは昭和と平成の大きな違いだ。音楽に関していえば

昭和の作曲家のほうが才能は数段上のような気がする。好き嫌いは別として、私は歌謡曲と言われる歌を

あまり聴かなかったが、今聴いてみると、それぞれが独特の世界というか、色彩を持っていて、

今聴いても最近のヒット曲よりはるかに刺激がある。まあ、音楽は人それぞれで好みも違うから、

一概に言うのも良くないかもしれないが、平成時代の音楽業界の市場の中では私はかなりの

少数派のようだ。

 

Celeste



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