行く度に初めて見る客がいるサンピア。お客が拡大していく事は良い事かもしれないけど、
その温泉を利用する際の常識的マナーの無さには、ほぼ毎日ガッカリしている。
浴場や露天風呂の出入りに、キッチリとドアを閉めない輩が多いのもそうだけど、
最近特に気になるのが、湯船に入る前に体を洗わないで入る輩の多さ。
私は別に潔癖症というわけでもないけど、湯船に入る前と帰る前の2度、石鹸で体を洗うのが
習慣だけど、最近は老いも若きも、ほとんどの利用客が体を洗わないで湯船に入っている。
昨日も注意して見てれば、私が体を洗っている間、5、6人の客が後から入ってきたが、みな
数回お湯を浴びただけで湯船に入っていた。本人はお湯を浴びて体を洗った気でいるらしいが、
体の脂な垢はそれほど簡単に落とせるものではない。夜は暗くて分かりにくいが、
昼間の明るい時だとそれがてきめんに現われる。営業開始直後でも、たまに嫌になるほど垢が
お湯一面に浮いてる事がある。そんな日は見てれば、やはり皆さんお湯で軽く流しただけで、
中にはお湯も浴びる事無くお湯に入る爺もいたが、マナーのある客と無い客の比率しだいで、
お湯の質はガラリと変わってくる。そんなマナーの無さを5感(アダムスキー氏は4感としてるが)
で感じたのが昨日だった。ジャグジーに入った瞬間、普段洗い場のU字溝から臭ってくるような
悪臭をうんと希薄したような臭いを感じた。まさかお湯からこんな臭いがするとは思わなかったが、
露天風呂では無かったし、洗い場でも足元のUj字溝からは全く臭わなかったし、途切れる事無く
臭っていたので、ほぼ間違いなくお湯から来る臭いだと思う。一人の油脂や垢は僅かでも
それが数人、数十人と蓄積されれば、かなりの量になるだろうし、悪臭を放つことも
ありえないことではない。
マナーの無さは自分自身に跳ね返ってくることを、温泉利用者は自覚すべきだ。