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悲劇の大国

2018-02-23 06:51:32 | お悔やみ

<米乱射>市民集会で議論 共和議員に銃規制迫る

2/22(木) 21:00配信

毎日新聞

 

 【ワシントン高本耕太、ニューヨーク國枝すみれ】米南部フロリダ州の高校で発生した銃乱射事件を受け、同州サンライズで21日夜、CNNテレビ主催の市民集会が開かれ、白熱した議論が繰り広げられた。米国内で銃規制論争は長年続いているが、今回は容疑者が元男子生徒(19)だったことから、全米ライフル協会(NRA)から政治献金を受けている共和党議員からも銃購入の年齢制限を上げるなど規制強化を容認する声も出てきた。

 「NRAから献金を受け取らないと約束できるのか」

 銃撃事件が起きたマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校3年生のキャメロン・カスキーさんが、地元フロリダ選出の共和党上院議員、マルコ・ルビオ氏に詰め寄ると、犠牲者の親や同級生ら約7000人が参加した会場は大きな拍手に包まれた。

 生徒らが求めたのは大量殺人につながる殺傷能力の高い半自動小銃の規制強化だ。銃規制強化に反対してきたルビオ氏は集中的に批判を浴びた。ルビオ氏は、所持年齢引き上げなど一定の規制強化を支持する考えを示したものの、献金拒否は約束しなかった。

 「私の目を見て答えてほしい。銃をどうするのか」。事件で14歳の娘を失ったフレッド・グーテンバーグさんがこう迫り、ルビオ氏は「銃規制だけでは解決しない」と回答すると、会場はブーイングの渦に。その後も参加者からは「多くの国民が銃規制を求めているのに政治家は何もしない」など、厳しい質問が相次いだ。

 ルビオ氏やスコット同州知事はNRAから多額の献金を受けている。集会に参加したNRAの広報担当は、問題は銃の販売ではなく、精神障害の病歴や犯罪歴のある人間が銃を入手できることにあると主張した。

 州都タラハシーの州議事堂前では21日、銃撃事件が起きた高校の生徒ら数千人が「ネバー・アゲイン(二度と繰り返すな)」と叫び、規制強化を訴えた。銃規制に消極的な共和党議員が多数を占める州下院議会は前日、半自動小銃を禁止する法案提出を求める動議を否決したばかり。集会では「恥を知れ」と怒りの声が響いた。

 一方、トランプ大統領は21日、ホワイトハウスにフロリダ州や過去の学校銃撃事件の被害者や遺族らを招き、1時間超にわたって意見を交換。参加者は「戦場の兵器がなぜ店で買えるのか」「アルコールを買えない年齢の少年がなぜ銃を手にできるのか」などと、時には涙しながら訴えた。トランプ氏は「この恐ろしい状況に対処しなければならない」と応じ、銃購入時の資格審査の厳格化や年齢制限を検討する考えを示した。

 トランプ陣営は大統領選でNRAから3000万ドル(約31億円)の支援を受けた。武器を保有・携行する権利を認めた憲法修正2条を守り、銃規制の抜本強化には否定的な立場だが、世論の高まりを受け、規制強化に前向きな姿勢を示した形だ。一方で、トランプ氏は「銃を取り扱える教師がいれば、攻撃を止められるかもしれない」と語り、校内で教師らが銃を携行する案にも言及した。

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トランプ氏のこの発言は、銃規制する気持ちなど毛頭無いことの現われだ。

ギネス記録並みの長期に渡り続いているアメリカの悲劇の幕は当分下りない。

アメリカに生まれなくて良かった~爆  笑



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