一つ目は、サンピアの浴場で最初に体を洗っていた時の事。
先に入っていた、1歳と2歳位の子供を連れた、推定年齢25歳の父親が帰るので
浴場から出ていったのはいいが、その後冷たい風が吹いてくるので見るとドアが半分以上開いたまま。
「またか・・・」何しろ最近の利用者はドアをきっちり閉めないで平気でいる輩が少なからずいる。しかも、
それは子供だけでなく、常識があるはずの50代、60代の利用者にも多く見られる。
そんな時、私は無言でドアを閉めにいくのが大半だけど、今日の親子は閉めに行くと、
ドアの真ん前で着替えていて、ドアが開いている事が分かっているはずなのに、ドアを閉めようとも
しなかったので、つい一言言ってしまった。
「開けたドアは閉めるものだよ」
心の中とは裏腹に、努めて冷静さを装いながら、普通の会話レベルの声で言ってみたが、
驚いた事に全く無反応!?チラッとこっちを見る素振りも見せたが、何も返答は無く、
ペンス氏の韓国での北に対する応対のように、わざと無視する姿勢の様だった。
「もしかしたら聞こえていないのか?あるいは言葉が分からない外国人か?
それ以上相手にするのも嫌だったので、後は黙ってドアを閉め洗い場に戻ったが、今思えば
日本人とは思えない態度だった。ただ、これと全く同じ対応だった親子が前にも一度あった。
二つ目は、昨日のニュースで聞いたペンス氏の発言。
「北朝鮮は悪そのもの~」
何かを訊かれて答えた発言の一部だろうが、よくそんな事が言えると思った
確かに、北朝鮮は良い国とは言えないけど、それは未成熟な思想と個人の欲がもたらした
国家が成長する通過点の一部で、かつての日本にも、それに近い状況があったはずだ。
アメリカだって西部開拓の時代は原住民から見れば、悪そのものだっただろうし、
最近だって、ベトナムに枯葉剤を撒いたり、イラクの結婚式をミサイルで破壊したり、
歴史的に見ても、悪そのものと位置付けられてもおかしくない国だ。
そんな国の高官が世界の警察官面して他国を悪そのものと言い、日本もそれに同調していく。
何て狂った世の中だろう。