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2020-01-03 09:59:37 | 犯罪

ゴーン被告は「汚職の筆頭格」 無断帰国に怒りの声 レバノン

1/2(木) 19:44配信

時事通信

 

 【ベイルート時事】日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告は昨年12月30日に国籍を持つレバノンに無断帰国した。

【写真】ゴーン被告と妻キャロルさん

 代理人を通じ「日本の不当な処置や政治的迫害から逃れた」と訴える声明を出した後、レバノン国内で雲隠れしている。レバノンでは被告の主張に理解を示す意見もあるが、首都ベイルートの街頭では1、2の両日、ゴーン被告を「汚職の筆頭格だ」と批判する怒りの声が聞かれた。

 腐敗撲滅を求める反政府デモに参加するモハマド・ユーセフさん(30)は、ゴーン被告について「無罪を主張するなら、日本から逃げる必要はないのではないか」と述べ、逃亡は汚職の罪を認めたに等しいと強調。ゴーン被告について「汚職まみれの人が多いレバノンの中でも、筆頭格だ」と怒りをあらわにした。

 ゴーン被告の自宅近くで商店を営むハリル・イシュライムさん(65)は「レバノンでは不正がはびこっていて、違法にお金を得た人間が戻って来るのは当たり前のことだ」と現状を嘆いた。日本では難しくても「レバノンで法の裁きが必要だ」と訴えた。

 ただ、レバノン当局はゴーン被告が「合法的に入国した」と見なし、法的措置を取らない姿勢。日本はレバノンと犯罪人引き渡し条約を結んでおらず、今後の刑事責任追及は極めて困難な情勢だ。

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一部の情報から、レバノン人には汚職を容認する国民性があるのかと思っていたけど
 
多くの国民はこの現実を嘆いているらしい。
 
そこで頭に浮かんできたのは、
 
選挙で不正が発覚しても、罪が問われる事も裁かれる事もなく
 
まかり通ってしまったロシア大統領選での事。
 
ロシアもレバノンも法治国家としては欠陥だらけの国家で
 
不正を罰する法律も司法機関も不備があり、政治屋の罪の意識も欠けてるようだ。
 
こう記述してくると、日本もロシア、レバノンとそう大差のある国ではないような
 
気がしてきた。
 
権力のある所に不正があるのは万国共通なのか。
 

 



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