仕事で橋の部品加工をするに、寸法を2人で計りに行った時の事。
最初に上流側、下流側にそれぞれ8箇所、計16箇所あると聞かされて
いたのに、上流側で端から寸法を計り進んでいき、最後の場所に着いた時、
それが7箇所目で8箇所無い事に気付いた。「あれ~?見落としたかな?」
と思い、それぞれの箇所にあるパイプの数を数えてみると、何度数えても
7箇所しかない。それは下流側でも同じだった。何度数えても7ヶ所しかないのだ。
これはてっきり監督さんが勘違いしてると思い、事務所に行って、その事を伝えると
いや、間違いなく8箇所ずつあるはずだ、と言う。それでも納得できなかった私だけど、
ならばもう一度確認してきます、と言って現場に戻りパイプを数えてみると、今度は
何と!8本あるではないか!ウソだろ~と思いながら、計る度コンクリの壁に書いた番号を
1本1本確認してみると、①と②の間に番号を書いていない箇所があった。
原因はココだったのだが、今でも納得いかない。計ったはずだと思う。
私も、もう1人の相方も「ここ計ったよな~」と納得はいかなかったが、番号が書いてない
ものはしょうがない、そこだけ計り直して現場を後にしたが、なんか夢でも見てるのか、
心霊現象に遭遇したのか、ホントに不思議な出来事だった。