久しぶりに会った籠橋さんは、ヘアスタイル体型とも全く変わりなく
可愛い笑顔で健康そのものの様に見えました。
これは野辺山で一緒に働いていた時から同様に感じていたことで、
まさかこのわずか後、数ヶ月なのか数年後なのかわかりませんが、
他界するとは、その時は夢にも思いませんでした。
喫茶店で話をしてる時も終始笑顔だったように、思います。
ホントに嬉しそうに話してくれました。で、その時の彼女の近況ですが、
昼間は劇的に出会った、ひばりが丘駅近くに在住のTさんが青山通りで
経営する喫茶&スナックで働きながら、夜は定時制高校に通っているとの事でした。
そして今では、そのお店の主みたいになっていると、満面の笑みで話してくれた記憶だけは
鮮明に覚えています。ただ残念ながら、それ以外の会話は全く記憶に無いのです。
色々話したような気はするのに・・・
高校へ通うとなると住民票とか保証とか人、色々書類がいるだろうし、
一度は岐阜に帰ったと思うけど、その辺の事も残念ながら不明です。
とはいえ、野辺山~私~Tさん経由で彼女は自分の念願だった
平凡な生活を手に入れた訳で、仕事も見つけたし、色々あったけど、
順風満帆な生活を送っているように、その時は感じました。
どれ位そこで話をしたか、それも記憶に無いですが、30分ほどだったろうと思います。
やがて大泉学園駅で本当の最後の別れになるのですが、その時の状況も悲しいかな
記憶にございません。出会った時は2人とも池袋方面へ向かおうとしてたのに、
一緒に電車に乗ったわけでもなく、駅でお互いの健闘を祈りつつサヨナラしたのですが、
そのシーンが全く頭に浮かんできません。残念ですけど。
喫茶店でサヨナラして、別々に電車に乗ったのでしょうか?
それも不明ですが、これが最後の別れだったことには変わりありません。
その日以降、お互い別々の道を歩み、お互い何をしてのか知る術も無く月日が経ち、
「私は野球の好きな方」という広告に釣られ、某音楽事務所や学生時代何度も
お世話になってる、ちくわぶ製造工場等で働きながら、最近別れた伴侶と出会い、
信州に逃亡というジェットコースターみたいな生活を送ってきた訳ですが、
続く
、