某大学に入学した時だから今から43年前、中学の同級で同じ野球部に居た
Kと久々に再会した。すると彼は第三文明研究会という学内サークルの
集まりがあるから観に来ないかと誘ってきた。当時私は社会に大いに
不満があり、政治にも関心があったから即OK、数日後都電に乗って
見に行った。ところが、そこで分かったのは、第三文明研究会とは
名ばかりで、実態は公明党の学生支部で、通された会場の奥には
金ピカの本尊様というのか研究会の名とは無縁の存在が
奉られていた。ただ、その日の事で覚えているのはそれだけで、
色々洗脳行為があったと思うが、何も覚えていないし、
入会する事も無く、Kともそれ以来会う事も無かった。
でも宗教団体はああやって悩める子羊を引き込んでいくんだろうなと
今になってそう思う。