政務活動費を1割削減 兵庫県議会、条例改正案を可決
神戸新聞NEXT 9月22日(月)12時34分配信
兵庫県議会は22日、本会議を開き、政務活動費(政活費)の交付額1割削減や前払い方式見直しなどを盛り込んだ条例改正案を賛成多数で可決した。10月1日から施行される。6月末に表面化した野々村竜太郎元県議の政活費の不自然な支出問題を受け、議会は各会派代表らで構成する検討会を設置してあり方の見直し作業を進めてきた。(三木良太、岡西篤志)
成立した改正条例では、交付額を現在の1人あたり月額50万円から45万円に減額する。2014年度の支出状況などを参考に、さらなる減額も検討する。
交付方法の見直しでは、3カ月ごとに議員に支払われる前払い方式から、使った分の領収書を毎月提出し、会派と議会事務局の審査で適当とされたものだけ交付する精算払い方式に変更。新たな任期が始まる来年6月から改めるため、今年10月以降は各会派に所属議員分を全額交付し、会派の判断で精算払いを試験的に導入する。
条例成立を受け、この日午後から検討会を開き、政活費の運用方法を定めた内規についても、内容が不明確な領収書を認めないことや、一定額以上の切手の購入禁止などの見直しを決定する。
県議会の政活費をめぐっては、議会の再調査で、野々村元議員以外にも多数の議員の収支報告書に不備が見つかった。大半は計算ミスや記載漏れだが、私物の購入などに充てていたケースもあった。
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切手の購入を一定額認めたり、
10月1日から施行とあるのに改めるのは来年6月だったり、
審査を第三者機関に委託しないところに、兵庫県議会の
本気度がうかがえる。組織ぐるみで慣例的不正がに行われてきた
疑いがあるというのに各会派に全額金を預けるという。
泥棒に金を預けるようなものだ。
兵庫県民が気の毒だ。
(追)
今朝のニュースでは第三者機関設置とあるが、
来年6月からでは意味が無い。
早急に設置して
過去に遡って審査しないと兵庫県民は
巨額な税金泥棒の被害を被ったままになる。