THE WORLD IS WATING FOR THE SUNRISE

地球が普通の人の棲む惑星になることを夢見て

久々の東京

2014-03-05 02:54:44 | アレ

昨日は久々に東京へ行ってきました。

仕事ではなく築地周辺をブラブラしてきたのですが、

久々の町の雑踏に息苦しく感じるかなと思いきや、意外にも人の波が

ちょっと快感でした。遊び呆けていた昔を思いだしていたのでしょうか。

予約していた某有名店で寿司を食べ、その周辺でお土産を買い、

銀座経由、アメ横経由で帰路についたのですが、色々感じる事がありました。

一つは、有名店の寿司。

某回転寿司より美味しいものではあったけど、料金からいってそれは

当然の事で、私が昔一番美味しいと思った

焼津のホテルの寿司や、伊豆のホテルのものに比べたらかなり劣っていました。

それと、立ち食いの店が並ぶ一角の、長い行列の出来てたラーメン店。

私も並んで食べてみたのですが、強力にガッカリでした。いままで食べた

ラーメンの中でも最低レベルの味でした。あの行列は何だったのでしょうか。

超有名店と行列のできるラーメン店。この2店には共通点があります。

それはどちらも店員が休む間もないほどの混みようであったことです。

ラーメン店は次から次へと来る客を捌こうと、手を休めることなく仕事してましたが、

その作業は乱暴で大雑把で非常に機械的でした。もちろん味見することなんて

ありません。十分取れてないダシをつぎ足しつぎ足しで量産し、大量に投与される

調味料らしき粉で味を付けただけ。見ててそんな感じがしました。

某有名店の厨房は見ることは出来なかったのですが、ここでも大勢来る客を処理するために

どれだけ忙しく仕事してるのかは想像ができます。そのためには材料の質は二の次、

手間もそれほどかけない、であれば最高の満足を期待することは無理でしょう。

贅沢いえばきりがないですが、まあ良い経験をしたと思えばいいのでしょう。

お土産を買ってから袋をぶら下げながら銀座を徘徊したのですが、ここでは

怖いものを感じました。この高層ビルが立ち並ぶ町を歩いていて、もし3.11のような

巨大地震が起きたら・・・。あとは説明は要らないでしょう。被害は想像を絶するものに

なるに違いありません。高層ビルのさらに上で足場を組んでいた鳶の人は・・・

あまり悲観ばかりしていても良くはありませんが、でも、それは必ずいつか

来るのです。なのに町を見れば、それに対して何も講じてないのはいかがな

ものでしょうか?少なくとも上からの落下物の被害を軽減するために、歩道に

アーケードを架けるくらいのことをしてもよいのでは?

そんなこんなで、色んなことを感じながら町の雑踏を楽しみながら有楽町まで歩き

御徒町からアメ横経由で上野から新幹線に乗り信州へ帰ってきました。

家で一服したあとクアハウス佐久で一日の疲れを落としてきましたが、

東京の余韻が残っているのか、

泡風呂にうつ伏せでボーっとしてると、目の前に町行く人が亡霊のように現れては消え、という

感覚がしばらく続きました。

たまには東京もいいものだという再発見はあったけど、

以下省略。