首相、国連会合で「脱原発依存」に言及せず
読売新聞 9月22日(木)22時36分配信
【ニューヨーク=石田浩之】野田首相は22日午前(日本時間22日夜)、国連の原子力安全に関する首脳級会合で演説し、安全規制を徹底しながら、必要な原発は今後も活用する意向を表明した。
菅前首相が掲げた「脱原発依存」には言及せず、所信表明演説で述べた「原発への依存度を可能な限り引き下げる」という表現も使わなかった。
首相は演説で、東京電力福島第一原子力発電所事故について、「収束に向けた取り組みは着実に進展している。当初に比べれば放射性物質の放出量は400万分の1に抑えられている」と述べ、国際社会の理解を求めた。
さらに、「原発の安全性を世界最高水準に高める」としたうえで、「原子力安全庁」を創設する方針を表明し、原子力推進と規制の両分野を担う経済産業省から規制行政を分離させるなど、原子力安全強化に向けた独自の取り組みを進めていると説明した。
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地震、津波、台風にどんなに痛めつけられても、
自然の猛威の前では人間の力は無力であることを
感じない総理を選んでしまったことは
悲劇の始まりだ。
読売新聞 9月22日(木)22時36分配信
【ニューヨーク=石田浩之】野田首相は22日午前(日本時間22日夜)、国連の原子力安全に関する首脳級会合で演説し、安全規制を徹底しながら、必要な原発は今後も活用する意向を表明した。
菅前首相が掲げた「脱原発依存」には言及せず、所信表明演説で述べた「原発への依存度を可能な限り引き下げる」という表現も使わなかった。
首相は演説で、東京電力福島第一原子力発電所事故について、「収束に向けた取り組みは着実に進展している。当初に比べれば放射性物質の放出量は400万分の1に抑えられている」と述べ、国際社会の理解を求めた。
さらに、「原発の安全性を世界最高水準に高める」としたうえで、「原子力安全庁」を創設する方針を表明し、原子力推進と規制の両分野を担う経済産業省から規制行政を分離させるなど、原子力安全強化に向けた独自の取り組みを進めていると説明した。
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地震、津波、台風にどんなに痛めつけられても、
自然の猛威の前では人間の力は無力であることを
感じない総理を選んでしまったことは
悲劇の始まりだ。