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控訴棄却

2010-12-17 | 刑事
弁護士、二審も実刑=偽証拠事件―福岡高裁支部(時事通信) - goo ニュース

※引用

弁護士、二審も実刑=偽証拠事件―福岡高裁支部

 弁護を担当した暴力団組員を無罪にするため、別に真犯人がいると偽った証拠を裁判所に提出したとして、証拠隠滅などの罪に問われた弁護士山本至被告(56)の控訴審判決で、福岡高裁宮崎支部の榎本巧裁判長は16日、懲役1年6月の実刑とした一審宮崎地裁判決を支持し、弁護側控訴を棄却した。弁護側は判決を不服として、即日上告した。

 榎本裁判長は、被告の動機を特定できないとしたが、「立証されれば、動機が不明でも犯罪が成立することは明らかだ」とし、弁護側の無罪主張を退けた。量刑については「社会正義の実現という弁護士の職責からして社会的影響は大きい」と述べ、一審の実刑を支持した。

 判決によると、山本被告は、振り込め詐欺に絡む預金通帳を買い受けたとして盗品等有償譲り受け罪で起訴された組員(28)=有罪確定=の弁護人となった。2006年、別の男性にうその書面を作らせ、宮崎地裁に提出。また、他の事件の容疑者を接見中に脅し、黙秘を強要した。 


接見交通権・秘密交通権の問題があるのですが、この事件に関する日弁連の対応はみえてきません。


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