iPod, パソコン を再生装置に

iPodが超高級CDプレイヤーよりも音が良い、というようなことをネットで見てしまった。すごく気になっている。

そもそもデジタル信号として記録されているCDが、その読み取りシステムによって音が変わるっていうことが昔からよくわからないのだ。
今メインで使っているTEACのVRDS-8と、2万円で買った東芝のDVDプレイヤー(CDも再生できる)とで、同じCDを再生してみて、実は音のちがいが僕の耳にはよくわからない、ってのもそもそもの発端としてある。

じゃあ300万円もする高級CDプレイヤーが存在して、「音の奥行きが広がった」とか「高域の伸びが素晴らしい」とか「ひと皮ベールが剥がれたような音」とか言われているのはどういうことなのか。

DACの性能で音の違いが出るというのは、そりゃあそうだろうと、これはよくわかるのだけど、CDトランスポートが違うと音が違うっていうの釈然としないわけで。

で、それについての理屈としては、CDの読み取りというのはどうしてもメカニカルな構造上読み間違い(ジッタも含めて)が発生してしまうのだけど、音楽っていうのはずっと流れていくものなので、読み間違いが発生しても戻ってもう一度読み取るとか、比べてみて(いわゆる「べりファイ」?)正確に読み取れているか確かめてから再生するってことができない。だから、読み間違いが発生しても、どうしてもそのまま再生するしかなくて、結果として、読み間違いをできるだけ小さくしている300万円の高級CDプレイヤーの音は、1万円のCDウォークマンよりも良いのだ、という、まぁそういう理屈が言われているわけです。

だけどさ、例えばCDウォークマンって、歩きながら聞くときの音飛びをなくすために一旦30秒間分ぐらいを予め読み取ってそれをメモリーに蓄えて、そのメモリーから音を出すってことが出来ているわけじゃないですか。ってことは、あんな1万円しかしないものでも、予め30秒間分も先読みをすることが出来るわけだし、CD-ROMドライブなんて50倍速とか普通に出回っているわけだから、予め50倍速で50回読み込んで全部をメモリーに保存して50個出来たサンプルを比較してもっとも正しいと思われるサンプルを選んで再生(=DACに送りだす)ってことをしても良いのではないかと思うわけです。
それでも読み間違えるのかなぁ?

例えば、パソコンのファイルだとして、送金の金額が100000001円(=1億1円)だったとして、1ビット間違えるとこれが1円になっちゃいますよね。(厳密には2進数で記述されるのですけど、そういう細かい話は抜きにして)。 CD-ROMからUSBメモリーにコピーするって時に、そんなビット誤りが起こることなんて100%無いからみんな重要なデータをパソコンで扱っているわけじゃないですか。
そもそも、CDからデータを読み出す時に、そんなに何度も何度もビット誤りなんて起こるのでしょうか?
本当に不思議でしょうがないわけですよ、昔から。
CDプレイヤーで音が変わる??
いや、実際に変わるんだけど、じゃあそれはなんでなのか?
DACは同じものだとして、読み取り部分だけで音が変わる? なんでだ?

で、まぁ、ひとまず、CDプレイヤーってのは、パソコンでCD-ROMからデータをコピーするような場合とちがって、リアルタイムでどんどん読み出さないといけないからどうしても読み取りで誤りが発生してしまうんだ、だから、読み出し部分の精度によってどうしても出てくる音に差が生まれるんだ、という理屈を一旦受け入れるとしましょう。

そうするとですね、じゃあ、CDプレイヤーよりもiPodのほうが音が良くなるっていうのは逆に「当然」ってことになりますよねぇ。
回転する円盤からレーザー光で0・1を読み取るという仕組みと、シリコンメモリーから記録されているデータを読み出す仕組みと。
ましてや、CDプレイヤーとちがって、iPodは、不純な交流電源につながっていないわけですし、CDプレイヤーのほうが音が良いとすれば、DACの良さがもうハンパなく素晴らしくて、データ読み取り部分のハンデと電源のハンデを軽く乗り越えるほどだという場合以外には考えられないような気がするわけです。

パソコンにCD-ROMから音楽を取り込む時は、CDプレイヤーとはちがい、前述のようにデータとして1ビットたりとも間違わないようにコピーが出来るとすれば、ですけど。

で、最近、遅ればせながら、非常に気になっていろんなサイトを読みふけっているのですが、長くなったので、続きはまた。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 荒野の1ドル銀貨 iPod, パソコ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。