つれづれなるままに映画や音楽の感想などをテキトーに書いていければなぁ、と思っております。
つれづれおきらく
バットマン・ビギンズ
「ダーク・ナイト」の評判がとてもよく、見てみたいのだけど、聞いた話では予習として「バットマン・ビギンズ」は見ておかないといけないらしい。
渡辺謙の出ていたやつか。たしか評判も悪くなかったはず。よし、見てみよう。
冒頭、バットマンとは思えないシーンから映画スタート。
へえ、そう来たか。
バットマンの技の奥に「忍術」があるという設定は日本人としては面白いけど、あのヒマラヤの小屋のシーンはどれもこれも、B級映画みたいだったなぁ。ゲームが原作(!)のB級映画ってあるじゃないですか。とても現実とは思えない全くリアリティの無い映画。
あの山小屋のシーンは、冒頭の「おっ、なんだか面白そうだぞ」っていう気持ちから、一気に「安っぽいなぁ。」っていうガッカリムードに変わってしまったような。
それに、渡辺謙がもっと活躍するんだと思い込んでいたのに、あんなにあっさり死んじゃうし。全編通して「悪の親玉」として活躍するんだと思い込んでた。
それが、映画の中でももっともつまらないB級っぽいシーンにちょこっと出るだけだったなんて。がっかり。
ゴッサムに戻ってからは、いわゆるバットマンシリーズへ、いよいよ進んでいくんだけど、バットマンシリーズが大好きな人だと、「なるほど、そういうことだったのか」なんて楽しめるのかもしれないけど、僕はそうじゃないので、へえ~って思っただけだったなぁ。
あのバットマンの車も、へえ~、元はそういうものだったんだぁ、とか。
ただ、あの車の走っているシーンは、特に音がだと思うんだけど、すっごくカッコいい。
あの音を作った人はすごい。
映画自体があまりにポンポン進んで行ってしまうので、要所要所の説明が粗いというか、雑というか。後から取ってつけたような展開というか。ヒマラヤで忍術を学ばせたい→じゃヒマラヤに彼がいないといけない→過去をひきずって旅先で色々悪いことをやっていて牢屋に入っているっていう設定にしよう、みたいな。なんかそういう雰囲気。
あの、水を気化させる機械なんていうのも、どんな機械で、誰が作って、どこからどこに向かっている時に誰が盗んで…、というようなことがちゃんと理解できていないうちに、どんどん進んで行ってしまうので。
街の構造とか、島がどこにあるのかとか、モノレールとか、上手な映画だと、予め関係ないシーンでさりげなく、それでいてしっかりと観客に教えておいて、それが後で活きてくるわけだけど、この映画は本当に必要なその時になってポンと簡単な説明が出てくるような印象。それじゃ観客は付いていけないっすよ。
全体として、消化試合として見ている気持ちも手伝って、うーむ、なんだかなぁ、っていう気分でした。
苦悩を抱きながらヒーローとして戦う、彼の宿命みたいなものはしっかり描かれていたとは思うのですが…。
渡辺謙の出ていたやつか。たしか評判も悪くなかったはず。よし、見てみよう。
冒頭、バットマンとは思えないシーンから映画スタート。
へえ、そう来たか。
バットマンの技の奥に「忍術」があるという設定は日本人としては面白いけど、あのヒマラヤの小屋のシーンはどれもこれも、B級映画みたいだったなぁ。ゲームが原作(!)のB級映画ってあるじゃないですか。とても現実とは思えない全くリアリティの無い映画。
あの山小屋のシーンは、冒頭の「おっ、なんだか面白そうだぞ」っていう気持ちから、一気に「安っぽいなぁ。」っていうガッカリムードに変わってしまったような。
それに、渡辺謙がもっと活躍するんだと思い込んでいたのに、あんなにあっさり死んじゃうし。全編通して「悪の親玉」として活躍するんだと思い込んでた。
それが、映画の中でももっともつまらないB級っぽいシーンにちょこっと出るだけだったなんて。がっかり。
ゴッサムに戻ってからは、いわゆるバットマンシリーズへ、いよいよ進んでいくんだけど、バットマンシリーズが大好きな人だと、「なるほど、そういうことだったのか」なんて楽しめるのかもしれないけど、僕はそうじゃないので、へえ~って思っただけだったなぁ。
あのバットマンの車も、へえ~、元はそういうものだったんだぁ、とか。
ただ、あの車の走っているシーンは、特に音がだと思うんだけど、すっごくカッコいい。
あの音を作った人はすごい。
映画自体があまりにポンポン進んで行ってしまうので、要所要所の説明が粗いというか、雑というか。後から取ってつけたような展開というか。ヒマラヤで忍術を学ばせたい→じゃヒマラヤに彼がいないといけない→過去をひきずって旅先で色々悪いことをやっていて牢屋に入っているっていう設定にしよう、みたいな。なんかそういう雰囲気。
あの、水を気化させる機械なんていうのも、どんな機械で、誰が作って、どこからどこに向かっている時に誰が盗んで…、というようなことがちゃんと理解できていないうちに、どんどん進んで行ってしまうので。
街の構造とか、島がどこにあるのかとか、モノレールとか、上手な映画だと、予め関係ないシーンでさりげなく、それでいてしっかりと観客に教えておいて、それが後で活きてくるわけだけど、この映画は本当に必要なその時になってポンと簡単な説明が出てくるような印象。それじゃ観客は付いていけないっすよ。
全体として、消化試合として見ている気持ちも手伝って、うーむ、なんだかなぁ、っていう気分でした。
苦悩を抱きながらヒーローとして戦う、彼の宿命みたいなものはしっかり描かれていたとは思うのですが…。
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