ラジ&ピース / 絲山 秋子

またまた絲山さんの本。

これはけっこう最近の本のよう。
今、著者の絲山さんが住んでいる群馬が舞台で、そして、絲山さんは、舞台となっているFM群馬で番組を担当している、らしい。

うーん、しかし、この主人公…。僕はあんまり好きになれなかったなぁ。
ここまで頑なに自分以外の世界を拒絶しなくてもいいんじゃないだろうか。
もちろん、彼女が抱えるコンプレックスによるものなのだけども。

一番いやだなって思ったところは、僕自身が小学6年生ぐらいから、けっこうラジオ大好きで生きてきているから、こんなパーソナリティーのやっているラジオ番組なんて死んでも聴きたくないと思ったところだ。
ラジオのテレビとちがう良いところは、やっぱりパーソナリティーが、包み隠さず自分をさらけ出してくれているところなんだと思っている。それに、ラジオというのは、どうしたってそうせざるを得ないメディアなのだと思っているのだ。
だから、こんな、番組の間だけ、本当の自分とは全然ちがうキャラクターを作って、思ってもいないようなことをペラペラしゃべるなんて出来るわけがないし、仮に出来たとしても、そんな番組にファンが付くわけがないと信じているからだ。

「吉田照美のてるてるワイド」に始まり、「コサキン」(コサラビだったころもちょっとだけ聞いているかも)、そして、大学受験のころオールナイトニッポンの2部で伊集院光に出会った。伊集院光は、たしか最初は「なぞのオペラ歌手」とか言っていた。声しか聞いていないから、本当に「このオペラ歌手の人、話がめちゃくちゃ面白いなぁ」って思って聞いていた。
面白かった、ほんと。

今でもラジオを信じているし、最近また、久しぶりにラジオに戻ってきた。

だから、こんな態度の主人公はちょっと許せない。
それだけで、全然話に入っていけなかった。

だんだんと、地元に溶け込み、だんだんと心を開いていくんだけど、うーん。。。


もう一編のほうも、男に対する見方がさぁ、そりゃないよ、と。

この著者は、やっぱりムラが激しい気がするなぁ。
代表作から順番に読んでしまったからかもしれないけど、なんか段々この人の書く本がつまらなく感じてきたみたい。

おしまい。
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