愛する人

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ関連作品をまとめて借りた一本。
これはプロデュース作品。
監督は、ロドリゴ・ガルシアって人だ。

うーん、これは良い映画だった。

3世代にわたる母と子の物語。養子をめぐる物語。
養子っていうのは、子供を養子に出す側にも事情=物語があるし、子供を養子として欲しがる側にも事情があって、その上、養子として育った人にもその人だけの特別な物語があるわけで、全ての登場人物が深い深い事情を抱えているわけで、結果としてすごーく深い話になっているわけですが、うーん、良かった。いい映画だ。

基本的には、やっぱりカレンの物語と思う。
ナオミ・ワッツが演じたエリザベスも、養子を熱望する黒人女性も、素晴らしい演技だし、描かれる物語もとても良いのだけど、やっぱり14歳で産んだばかりの子供を取り上げられてから、ずっとずっとその子のことだけを考えて生きてきたカレンの物語だった。
あそこに住んでるなんてなんという偶然だろう。これこそ運命だ。
ちょっと歩いて行けるところなんて!
良かったねぇ。
たまに会わせてくれそうだし、そうでなくても遠くから眺めるぐらいはいつでもできる場所。

最初にカレンをギスギスした神経質で怒りっぽい性格としてきっちり演じているからこそ、後半おだやかになっていく過程を見て嬉しく思える。

最後の手紙と、そして枕元にかざったエリザベスの写真、すぐあそこに住んでるあの子、そっとライトを消す、14歳からずっと迷い迷い歩いてきたカレンの人生がやっとあるべきところに納まった瞬間。素晴らしいエンディング。

良かった。

良い映画だった。

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