虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

The Fall of Freddie the Leaf

2007-02-13 | 塾長日記
昨日の授業で中3教科書内容をすべて完了した。最後のFreddieの単元は幾度となく行われた教科書改訂でも今も中3最終単元にしっかり根を張っているには訳がある。最後Freddieだけが大木の最後の葉として残って、雪の上に落ちていく時にDanielの言葉「Life lasts forever.」を思い出す。Freddieの命は絶えても来春新たに生まれる新しい芽の準備が進められている・・・と締め括られる。
これを今の中3生はどう受け止めるか?昨日の授業ではこの発問を塾生の前でした。すると一人の生徒が「もし僕達が高校受験で不合格になっても、また這い上がって行きなさい」と言うことですか・・・と。私は笑うことよりもすぐに周りの空気を読むことに目配せをした。後で冷静に考えて見れば、「良くぞ、その言葉を言った」と思ったがその時は一瞬冷や汗が出たよ。
私は最後にこんな話をした。「中学卒業は義務教育終了。人としてひとつの節目を迎える。その中で高校受験がある。高校合格が確かに大きな課題であり壁であったことは事実だが、それで終わりではない。人としての節目をしっかり残し、更なる目標を持って次への挑戦をしてこそ本当の成長と言える」・・・と。
みんなしっかり私の話を聞いてくれていた。眼が潤んでいた塾生もいた。
明日は特色化選抜。上野の塾生達よ、自分の節目をしっかり創ってきて欲しい。心から願っている。
コメント (2)
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