ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

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闇と光の慈愛のコントラスト(52)侵略

2019年06月21日 15時06分25秒 | 闇と光の慈愛のコントラスト(自作小説)
闇と光の慈愛のコントラスト(52)侵略

--侵略(002)--
「ドゴー!ドゴー!」大地に地響きが起こる。
「起きろ村人ども!
 これから、お前たちは一級の戦士になるのだ」
武神イクタスは、叫んだ。
村人たちは、慌てふためいて小屋を飛び出した。
「イクタス様。おはようございます」光の村人。
「戦闘の訓練を行う」イクタスは告げた。
「はぃ!」光の村人は、めい一杯の声で返事をした。
「まず。武具小屋からおのおの盾と剣を持ち一列に整列するように」
「はぃ」
光の村人は、返事をすると小屋へ走り出し一目散に
武具をとって戻って来た。
「良し、いいぞ。
 テキパキしていてよろしい」
「まず、剣と盾を使う形を教える。
 我を真似よ」
イクタスは、左に盾、右手に剣を持ち、中段に構えた。
「構え。」一斉に構えた。
「構え。よし」
「1、上段からの攻撃」
「盾を頭上に掲げ頭を守る。
 そして、目線を盾の下から覗き、剣を突き刺す」
「えぃ」
「それでは、構え。
1、上段からの攻撃」
光の村人は、イクタスの真似をした。
「えぃ」

つづく 次回(侵略003)



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