史跡訪問の日々

幕末維新に関わった有名無名の人生を追って、全国各地の史跡を訪ね歩いています。

中泊

2016年09月03日 | 青森県
(小泊)
津軽半島を南下し始めたところで、雨が強く降り出した。出発前の予報では曇だったのだが、傘を持たずに出ると必ず雨に遭う。ここから先、雨に濡れるがまま史跡を訪ね歩くことになった。


みちのく松陰道入口

みちのく松陰道の小泊側の入口である。傍らを傾り石川(かたがりいし)が流れる。ここから算用師橋まで全長十キロメートルを超え、歩くと三~四時間という難路である。


右 みちのく松陰道

(十三湖)


十三湖

中泊町今泉唐崎の十三湖畔の公園内に吉田松陰遊賞之碑がある。徳富蘇峰の筆。吉田松陰は、十三湖の風景を「真に好風景なり」と旅日記に記した。これに因んで、当初、中里町今泉の七平から相内の山道に建てられたが、道路の拡幅工事中に倒壊したため、昭和三十九年(1964)に建て替えられた。しかし、この石碑も破損が進んだため、平成四年(1992)初代の碑を忠実に復元して、十三湖畔に建てられたのが現在のものである。なお、二代目の碑は、新しい三代目の碑の下に埋められているそうである。


吉田松陰遊賞之碑

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