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栃ノ心は‘大関病’を克服できるか?

栃ノ心2桁10勝目で大関決定的、1敗で白鵬、鶴竜

 今場所に大関昇進をかけている関脇・栃ノ心が今日10日目に千代
大龍を吊りながら寄り切り初日から土つかずの10勝目を挙げた事で、
3場所連続2桁勝利を達成し来場所の大関昇進を確実にした。

 今年の初場所で14勝1敗と平幕優勝を飾り一躍大関候補に名乗りを
挙げた栃ノ心は、次の春場所でも10勝5敗と2桁勝利を挙げ2場所合計
24勝となり大関昇進目安の3場所合計33勝をクリアするには今場所
9勝でノルマ到達だったのだが今日の一番で10勝となった事で大関
昇進を確実にした。

 今の調子なら残り5日間で強敵といえば白鵬&鶴竜の両横綱ぐらい
だから、どちらかの横綱にも勝てそうだし最終的に最低でも13勝2
敗での大関昇進という事になりそうだ。

 ただし問題は大関昇進後というのを忘れてはいけない。

 基本的に大関というのは番付最上位にあたるわけだから2桁勝た
ないと勝ち越しとはいわないし、2桁勝てない大関の事を‘クンロ
ク大関’と卑下するわけだが最近の大関陣の多くは昇進する時に
3場所で33勝以上という規定をクリアしながら昇進したら2桁どこ
ろか勝ち越しがやっとで下手すれば1場所ごとにカド番を繰り返す
者もいた。

 実際に今場所は高安が休場している事から豪栄道が唯一の大関
という事だったが2日目まで連勝しながら3日目から連敗し、5日
目の勝ち星を最後に3連敗し昨日から休場したので来場所は2人
揃ってカド番という体たらくだから下手すると大関が完全に不在
という事にもなりかねない。

 だからこそ栃ノ心には早く大関に昇進して欲しいのだが危惧する
のは現在30歳を越えているだけでなく、5年前には右膝に大ケガを
負い今でもテーピングをしているのだから不安が残る。

 果たして大関に昇進した後に、そのままの勢いで一気に横綱まで
上り詰めるのか?それともケガなどが再発して大関の地位を守るた
めに汲々とする日々を送るのか?興味は尽きない。

 

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