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過去の成功体験に拘泥するなかれ (吉法師)
2011-03-08 21:14:57
ノルディック=ジャンプ的な見方ばかりが目立つ日本のマスコミの報道には「ええ加減にせんかい、喝!」と言いたくなりますね。

札幌、長野の時のメダル獲得とその成功体験から一歩も抜け出ず、女子の夏見円や前回大会での男子複合陣がクロスカントリーで成果を見せていた事などどこ吹く風で、従来通りの報道スタンスしか持てないマスゴミにも問題は有りますが、SAJの強化方針にも問題は大有り。アルペンにも共通していますが、一度成功した体験から「日本人には~~が向いている」という方針を頑なに守り続けるあまり、袋小路に嵌り込んでいる、の感が否めません。

ヨーロッパで、アルペンの王者は?と問えば、ダウンヒルの王者の事ですし、ノルディックの王者は?と問えば、クロスカントリー50kmの王者の事なのだそうです。
先日のアルペン世界選手権の女子競技の解説者・川端絵美が「技術系ばかりではなく、スピード系のトレーニングも世界で戦うには大切ですね」と解説の合間に幾度も語っていましたが、あれは放映を見ているであろう日本のジュニア達へ向けたメッセージ、指導者達への警鐘だったように私には聞こえました。
ジャンプ陣は日本の設備が整いすぎたシャンツェばかりではなく、様々なプロフィールを持つ世界各地のシャンツェを飛ぶ事が必要だし、アルペンは基本の大回転で、世界と戦える選手(この種目で世界と戦えたのは猪谷千春ただ一人)を育成する事が急務だと思います。ダウンヒルは地形の関係で難しくても、大回転ならば、標高差300m/平均斜度25度位の斜面(このような場所なら、日本のスキー場にもゴマンとあります)でのトレーニングを徹底する事は、決して難しい事ではないはず。クロスカントリーが雪質の違い云々を乗り越えて、これだけの成果を出しつつあるのですから。
 
 
 
そういう意味でも (こーじ)
2011-03-09 20:42:34
>吉法師様
 そういう意味でも日本のマスゴミは世論のミスリードを誘ってますからね。

 ホンモノを伝えずに自分達が通用する種目のみを取り上げてますので、純粋無垢な一般人は見事に騙されるワケですよね。

 日本のジャンプ台は飛びやすいのに対し、ヨーロッパのジャンプ台はいろんなタイプの台があるのは見ただけで分かります。

 それを体験させずに国内の試合を盛り上げるためという ろくでもない理由でW杯での転戦を切り上げさせるのは自爆的ですよね。

 クロスカントリーが成果を挙げているので他の種目でできない事はないのですけど。
 
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