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真船博士と芹沢博士 (A-chan)
2019-11-20 00:36:08
こんばんは。
芹沢博士は良心的な善意の科学者です。オキシジェン・デストロイヤーは芹沢博士が空気の研究をしているうちに偶然できてしまったもので、作ろうとして作ったものではありません。だから、芹沢博士もかなり苦しみ悩んだようです。
それに引き換え「メカゴジラの逆襲」の真船博士は、世間(の負の部分)を知り過ぎている芹沢博士と違って、浮世離れしているというか、独り善がりというか、一般的な世間の常識を知らなさ過ぎますね。どちらも平田昭彦さんが演じておられるというのに、ここまで正反対なキャラクターは珍しいです。
例え自分は悪用しないつもりでも、発見した恐龍を自在にコントロールするなんて事を言えば誰だって危ない人だと思って警戒するのは当たり前。それを逆恨みして復讐を考えるなんて、どれだけ自分を偉いと思っているのか。

娘・桂さんは見たところ、父親ほど世間に恨みは抱いてませんね。研究を成功させて世に役立てれば世の中の人達は分かってくれると信じている感じ。これはお母様の影響かもしれません。でも、こんな研究をしている事自体、真船一家は浮世離れしてますよ。
もし生物コントロール装置を悪用しようとする輩が現れて妻と娘を人質に取られでもしたら真船博士も言いなりにならざるを得ないでしょう。前作の宮島博士が良い例です(この方も平田さんが演じてましたね)。芹沢博士も悪い輩に恵美子さんを人質に取られて言いなりにさせられた時の事を考えていたのかもしれません。

真船博士が独善的な性格になってしまった責任の多くは周囲にあるのかもしれませんが、芹沢博士も色々な人達との触れ合いが無ければ真船博士のようになっていたかもしれません。それを思うと2人は「光」と「影」。対なのでしょうね。
最後に罪の無いチタノザウルスの事ですが、ゴジラはただ彼のコントロール装置を破壊しただけで、きっとどこかで生きている。そう思いたいです。
 
 
 
真船博士は (こーじ)
2019-11-20 22:15:51
>A-chan様
 真船博士は恐竜生存説を唱えて学会から追放されたと勘違いしている人がいますけど、恐竜コントロール装置を開発し運用する事を主張してのものですよね。

 オキシジェンデストロイヤーにしろ生物コントロール装置にしろ悪人の手にわたると、とんでもない事になる物を発明したわけですが方や悪用されることに恐れおののき方や実用化を主張するとは本当に対照的ですし芹沢と真船両博士は正しくネガとポジの関係ですね。

 
 
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