草むしりしながら

読書・料理・野菜つくりなど日々の想いをしたためます

「無人島に生きる十六人」あらすじ18

2021-10-26 08:57:49 | 無人島に生きる十六人

「無人島に生きる十六人」あらすじ18 須川邦彦著

 火をつくる

 蒸留水は大量の焚き木を必要とするので、この日の午後から止めた。その後は塩気のある井戸水ばかりを飲むようになった。

 また雨の降った時には雨水をためる工夫もした。それから後には度々雨が降って、雨水をためることができた。また天幕の中に雨水が入らないように、雨水除けの作業もした。それから焚き木の節約のために、食べた後の亀の甲羅や魚の骨なども、薪の代わりに燃やした。

 マッチは使わずにしまっておき、天気の良い日はレンズで太陽光を集めて火種にした。漁業長と小笠原老人はいつでも火種があるようにと、空き缶と海亀の油で灯明(とうみょう)こしらえた。

 灯明の火は消えないように守って万年灯とした。太い丸太を地面に斜めにいけこんで、その先を地面から一メートルくらいの高さに吊るした。夜も明るくなったので、みんなが喜んだ。

 島にいた海亀四頭は三日で食べあげ、それからは魚を釣った。釣り針は石油缶の取っ手や木箱の釘をうまく曲げて作った。魚釣りなら名人揃いだ。いろいろな魚がいくらでもつれた。刺身にすれば薪を使わずにすむ。米を節約するために、魚ばかり食べていた。

 米は最後の食料として大事にとっておかなくてはならない。それに病人はができた時には、病人に食べさせるために、出来るだけ残しておきたかったからだ。


コメント   この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「無人島に生きる十六人」あ... | トップ | 「無人島に生きる十六人」あ... »

コメントを投稿

無人島に生きる十六人」カテゴリの最新記事