さて、楽しい時間はあっというまに過ぎていきます。
今日は2日目。本日のメインイベント「球磨川下り」です。全国的にも有名な川下りですが、車いすの方でも快く対応してくださいますので、おススメのレジャーです。
今回は、視覚に障害のある方や電動車いすユーザーにも体験してもらおうと企画しました。
発船場は、安心のスロープ付き。受付もスムーズにできますよ。車いす対応トイレはありませんので、ホテルを出るときにはしっかり準備を済ませておきましょう。
ワクワクしながら準備を待ちます。川面が下に見えますが、ここから乗り場までもスロープがありますので安心です。
さて、いよいよ乗り込み!ここばっかりは人力です。でもさすがにいつも力仕事をしてあるスタッフのみなさんです。軽々と抱えて下さいます。高齢の方への対応で、作業に慣れておられますから、不安はないですよ。
この日、吉川さんは川下り初体験。この旅では初体験ずくしです。
永野代表は2回目なので、馴れたものです。安心して乗せてもらいます。
いよいよ全員乗り込んで、しゅっぱーつ!すっかり仲良くなったオストミー協会の前田さんと視覚障害の村上さん。
この時期の川下りのだいご味は、こたつ舟。さらに、前田さんのお待ちかね!球磨焼酎の振る舞いがあります!
足を入れるとこたつでポカポカ。体は焼酎でポカポカ。ゆったりと流れる穏やかな川面。言うことなしです。
吉川くんも、救命具を背もたれに上手に使って、楽しみました。天気にも恵まれて足もこたつでポカポカ。
視覚に障がいのある村上さんも、川のせせらぎや鳥の声を楽しみながら、前田さんと二人、徐々にいい気分になっています。結局この二人で、1合ずつ飲んじゃいました・・・・
まあまあ・・・・いやいや・・・・旅のだいご味ですねえ。
子供も大人も楽しく過ごせます。2回目の永野もにっこり。みんな楽しい時間です。
天気が良いので、天幕をはずして、外の空気を楽しみます。さわやかに澄んだ空気と美しい川の水。現実から離れてゆったりと時間が過ぎていきます。やっぱり様々な体験をすると思い出が増えますね。
1時間30分程度の道のりですが、おしゃべりしたり、一杯飲んだりしているうちにあっというまに過ぎてしまいます。
もうすぐ到着。
僕は、車いすを積み込んで先回りして待ってました。
さて、終わってみるとお昼どき。食事は旅の楽しみです。やたらと食事に力を入れるUDくまもとですので、今回も体にやさしい絶品メニューのお店「ひまわり亭」さんへ直行です。
ここはグリーンツーリズムにも取り組まれていて、地産地消をテーマにおいしくて安全なメニューを食べさせてくれます。車いすでも利用しやすいのでおススメ。ロケーションも球磨川に面していて、「さっき川下りしながら見たお店だ!」とみんなも喜んでくれました。
お昼のランチです。これにさらに・・・・
これが付きます。これで1050円!おいしいんですよねえ。野菜は素材がいいので薄味でもしっかりいい味がします。僕的には、唐揚げが・・・下味がしっかり付いているのでジューシーなのに濃厚な味です。ご飯がいけますよ~。ちなみにご飯はお代わり自由です。
お腹もいっぱい、元気もいっぱいになったところで、最終目的地の青井阿蘇神社へしゅっぱーつ!
ここからは近所なので、すぐに到着。青井阿蘇神社前の公共トイレでそれぞれ準備をしました。このトイレは市内中心部の要ですので、しっかりみなさんも利用して下さい。
さて、早速国宝の見学です。
青井阿蘇神社は、国宝であるにもかかわらず、内部まで車いすで見学できる貴重な神社です。ボランティアガイドのみなさんも車いすの扱いに非常に慣れておられますので、車いすごと抱えて拝殿の中まで入れます。
電動車いすユーザーの吉川さんは、僕の自走車いすに乗って抱え上げてもらいました。この辺はちょっとした工夫ですね。ガイドの方の説明を聞きながら貴重な歴史を持つ様々な彫刻や資料を見学しました。
黒い漆で統一された室内に、珍しい浮き彫りの欄間。黒と白が織りなす不思議な緊張感のある空間です。深い信仰が室内に満ちていて、気持が引き締まります。
視覚障がいの村上さんには僕が精いっぱい口頭で説明しました。2日目ということで、少しは慣れてきましたが、この経験は旅全体を通して僕の貴重な財産になりました。
青井阿蘇神社は外観も美しく、非常に珍しい茅葺の屋根を今に残しています。管理が難しいといわれる茅葺ですが、見事に手入れされています。外壁の彫刻にも一つ一つ謂れがあり、あちこちに残る鮮やかな彩色の跡が風情を増します。
桃山様式の美しい建物を眺めるだけでも、ため息が出るほどの美しさです。
境内にはたくさんの鶏がいます。美しい雄鶏も不思議と神聖なものに見えてきます。
が・・・・小さなこどもには遊び相手ですね(笑)
楽しい旅もそろそろおしまい。あっという間の2日間でした。
熊本までの道のりも休み休みの行程で、無事に到着。
最後に、参加して頂いたみなさんに、ご協力いただきアンケートに記入して頂きました。
一泊の旅行となると各々準備が必要です。
実際お尋ねすると自分の体に合わせていろんな工夫がありました。また、お手伝いする上でのアイデアやアドバイスも沢山得ることが出来ました。大変実りの多いワークショップになり、UDくまもとの財産がまた増えました。
このとき頂いた貴重なアドバイスは、別の記事にアップする予定ですので、皆さんの参考になれば幸いです。
参加して下さるメンバーの皆さん、今後とも宜しくお願いします
現在次のワークショップのテーマが早速決まっていますので、是非またお願いします。
今回ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
球磨川下り 発船場
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青井阿蘇神社
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今日は2日目。本日のメインイベント「球磨川下り」です。全国的にも有名な川下りですが、車いすの方でも快く対応してくださいますので、おススメのレジャーです。
今回は、視覚に障害のある方や電動車いすユーザーにも体験してもらおうと企画しました。
発船場は、安心のスロープ付き。受付もスムーズにできますよ。車いす対応トイレはありませんので、ホテルを出るときにはしっかり準備を済ませておきましょう。
ワクワクしながら準備を待ちます。川面が下に見えますが、ここから乗り場までもスロープがありますので安心です。
さて、いよいよ乗り込み!ここばっかりは人力です。でもさすがにいつも力仕事をしてあるスタッフのみなさんです。軽々と抱えて下さいます。高齢の方への対応で、作業に慣れておられますから、不安はないですよ。
この日、吉川さんは川下り初体験。この旅では初体験ずくしです。
永野代表は2回目なので、馴れたものです。安心して乗せてもらいます。
いよいよ全員乗り込んで、しゅっぱーつ!すっかり仲良くなったオストミー協会の前田さんと視覚障害の村上さん。
この時期の川下りのだいご味は、こたつ舟。さらに、前田さんのお待ちかね!球磨焼酎の振る舞いがあります!
足を入れるとこたつでポカポカ。体は焼酎でポカポカ。ゆったりと流れる穏やかな川面。言うことなしです。
吉川くんも、救命具を背もたれに上手に使って、楽しみました。天気にも恵まれて足もこたつでポカポカ。
視覚に障がいのある村上さんも、川のせせらぎや鳥の声を楽しみながら、前田さんと二人、徐々にいい気分になっています。結局この二人で、1合ずつ飲んじゃいました・・・・
まあまあ・・・・いやいや・・・・旅のだいご味ですねえ。
子供も大人も楽しく過ごせます。2回目の永野もにっこり。みんな楽しい時間です。
天気が良いので、天幕をはずして、外の空気を楽しみます。さわやかに澄んだ空気と美しい川の水。現実から離れてゆったりと時間が過ぎていきます。やっぱり様々な体験をすると思い出が増えますね。
1時間30分程度の道のりですが、おしゃべりしたり、一杯飲んだりしているうちにあっというまに過ぎてしまいます。
もうすぐ到着。
僕は、車いすを積み込んで先回りして待ってました。
さて、終わってみるとお昼どき。食事は旅の楽しみです。やたらと食事に力を入れるUDくまもとですので、今回も体にやさしい絶品メニューのお店「ひまわり亭」さんへ直行です。
ここはグリーンツーリズムにも取り組まれていて、地産地消をテーマにおいしくて安全なメニューを食べさせてくれます。車いすでも利用しやすいのでおススメ。ロケーションも球磨川に面していて、「さっき川下りしながら見たお店だ!」とみんなも喜んでくれました。
お昼のランチです。これにさらに・・・・
これが付きます。これで1050円!おいしいんですよねえ。野菜は素材がいいので薄味でもしっかりいい味がします。僕的には、唐揚げが・・・下味がしっかり付いているのでジューシーなのに濃厚な味です。ご飯がいけますよ~。ちなみにご飯はお代わり自由です。
お腹もいっぱい、元気もいっぱいになったところで、最終目的地の青井阿蘇神社へしゅっぱーつ!
ここからは近所なので、すぐに到着。青井阿蘇神社前の公共トイレでそれぞれ準備をしました。このトイレは市内中心部の要ですので、しっかりみなさんも利用して下さい。
さて、早速国宝の見学です。
青井阿蘇神社は、国宝であるにもかかわらず、内部まで車いすで見学できる貴重な神社です。ボランティアガイドのみなさんも車いすの扱いに非常に慣れておられますので、車いすごと抱えて拝殿の中まで入れます。
電動車いすユーザーの吉川さんは、僕の自走車いすに乗って抱え上げてもらいました。この辺はちょっとした工夫ですね。ガイドの方の説明を聞きながら貴重な歴史を持つ様々な彫刻や資料を見学しました。
黒い漆で統一された室内に、珍しい浮き彫りの欄間。黒と白が織りなす不思議な緊張感のある空間です。深い信仰が室内に満ちていて、気持が引き締まります。
視覚障がいの村上さんには僕が精いっぱい口頭で説明しました。2日目ということで、少しは慣れてきましたが、この経験は旅全体を通して僕の貴重な財産になりました。
青井阿蘇神社は外観も美しく、非常に珍しい茅葺の屋根を今に残しています。管理が難しいといわれる茅葺ですが、見事に手入れされています。外壁の彫刻にも一つ一つ謂れがあり、あちこちに残る鮮やかな彩色の跡が風情を増します。
桃山様式の美しい建物を眺めるだけでも、ため息が出るほどの美しさです。
境内にはたくさんの鶏がいます。美しい雄鶏も不思議と神聖なものに見えてきます。
が・・・・小さなこどもには遊び相手ですね(笑)
楽しい旅もそろそろおしまい。あっという間の2日間でした。
熊本までの道のりも休み休みの行程で、無事に到着。
最後に、参加して頂いたみなさんに、ご協力いただきアンケートに記入して頂きました。
一泊の旅行となると各々準備が必要です。
実際お尋ねすると自分の体に合わせていろんな工夫がありました。また、お手伝いする上でのアイデアやアドバイスも沢山得ることが出来ました。大変実りの多いワークショップになり、UDくまもとの財産がまた増えました。
このとき頂いた貴重なアドバイスは、別の記事にアップする予定ですので、皆さんの参考になれば幸いです。
参加して下さるメンバーの皆さん、今後とも宜しくお願いします
現在次のワークショップのテーマが早速決まっていますので、是非またお願いします。
今回ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
球磨川下り 発船場
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青井阿蘇神社
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