奇跡が起こった！！！

どこまでこのブログで、うちのおばあちゃんのことが表現できたか分からないけど、本当にすごかった。
大袈裟な話でも何でもなくて、すさまじい状態だった。

もう回復不可能だと思ってた。

「これ、おばあちゃんが元に戻るの奇跡やんなあ」

って母がよくため息をつきながら言ってた。

ところが……

奇跡が起こった！！！

おばあちゃんが正気になってきた。

「今まで心配かけて本当にすんませんなあ」って。

入れ歯もずっと入れてなかったんだけど（ある日突然入れ歯を外すとわめき、それ以来入れなくなっていた）、もう一度入れると言って入れ歯を入れて食事をするようになった。

おばあちゃんとまともな会話ができるようになった。
おばあちゃんが戦争の話をまたするようになった。

もう私びっくりするほど嬉しくて、目にじわーーっと涙が浮かんできた。

母もめっちゃ喜んで、またお寿司買ってきた。

お母さんの献身的な介護のおかげだよ。
虐待しても仕方ないと思うような状態だったのに、よく我慢してあれだけちゃんと介護したなあと思う。

あーーーこんなことってあるの！？
何に感謝したらいい？
神様？仏様？ご先祖様？アラーの神様？

神様、本当にありがとう。
あのおばあちゃんが回復するなんて！！
どうやって食事したらいいか分からなくて、口に入れてもすぐ出したりしていたんだよ。
お寿司をおいしいって食べてたよ！！

お寿司をみんなで食べれる日がまた来るなんて！！！！
ありがとう。ありがとう。
サンキュー。ダンケシェーン。メルシー。

とはいえ、今まで流動食（もうおかゆも食べなくて、点滴の栄養分を含んだどろっとしたジュース）だけだったのに、いきなりお寿司やケーキを食べたため、おばあちゃんは今日おなかこわしてまた病院に。
やっぱりあかんかったかなあ～って思ったけど、ほんまに普通におなか壊した感じですぐ帰ってきた。
ちょっとまだおなかの調子悪そうだけど、正気になったことが何よりありがたい。

あーー嬉しい。
年内もたないと思っていたが、この調子だと私はおばあちゃんにクリスマスプレゼントをあげることができそうだ。

感謝、感謝、大感謝。
本当にありがとう。

なんかこのブログ、意外な人がまだ見てくれてるみたいだけど、おばあちゃんのこと心配してくれてた人がいたら本当にありがとう。
このまままた元気なおばあちゃんに戻ってくれたら嬉しいな。

奇跡って起こるんだね。

奇跡って起こすものかもしれないね。

本当にSLEも治るかもしれないよ。

人間とは不安定な生き物である

筆まめな私の日課。
ルー大柴的に言えば私のルーティーン。

五年日記を書くこと。
五年日記を読むこと。

「えっ、そんなんして何が楽しいの！？」

と言われたことがあるのだが、反対に、

「えっ、日々のことを日記に記さずにただ漠然と過ごして生きるだけで何が楽しいの！？」

って言いたい。
基本的に「やられたらやりかえす」みたいな性格の悪さを備えていて、嫌味を言われればもっとひどい嫌味を言いたくなってしまうのだ。

日記を書かずにただ毎日を過ごしていたら、日々の出来事に感謝とか全然できずに生きているんだろうなあと思ってしまう。
なんかそういう感謝もできないような人間とはキョリをおきたいとか思ってしまう。

何が言いたいかっていうと、五年日記によると、去年の今頃やはり私は同じようなことを書いているということ。

他人への軽蔑がおさまらないんだって。
仕事は楽しいのになあだって。

なんだか病気じゃないだろうかとか、すごいいろいろ考えて一年たって、一つ結論がでたこと。

人間とは不安定な生き物である。

やっぱり今でもそういう風に他人への軽蔑がおさまらないときがあって、すごく恨み、むかついて仕方ないときがある。

お金のありがたみにも気づかず、ペットボトルとか買いまくったりする奴すごいうざかったり。
英語しゃべれない奴うざかったり。
声が小さい奴うざかったり。

とにかく、自分と少しでも違う人を受け付けなくなってしまう。
だから他人は誰一人として受け付けない。

人間というのはみんな違うから面白くて、その違いを認めて共存していくべきだなんてことは、私はバカじゃないし分かってる。

あと、世の中の常識にすべて反発したい気持ちが強いときがある。
「結婚は良いもの」という常識に立ち向かうように「結婚はうざい。一生したくない」と思ってしまうし、「タバコをすう女はダメ」という常識に立ち向かうようにタバコが吸いたくてたまらない。

とにかく正直、結婚に対する嫌悪感がすごくて、自分でもおさえきれないほどなんだ。

なんでこんなん思うのか全然分からないけど、やっぱり時によってすごく心がすさむことがあるということなんじゃないかと思う。

だから、心がすさんでいるときは人に触れないようにしたい。

仕事でもね、心がすさんでいるとき、英語がうまくでてこない生徒さんに対し「こいつ頭悪すぎ」とか思ったりしてる。
声が小さい生徒さんも「もっと声だせ、うざいなあ」と思ったりしてる。
そうさ、私は最悪な先生。

こんなこと思っている私はどうなんだろうなんてずっと考えて悩みすぎていたけど、もう認めちゃってもいいんじゃない？
こういう性格悪い自分を。

なんとかこんな性格悪い自分は自分じゃないことにしようと、病気の可能性を疑ったり、薬の副作用ではないかと疑ったり、いろいろ悩みに悩み続けたけど、もう性格悪くていいや。
「うざい」って思う人間多すぎて、思わず「あんた、うざいんだけど」って言ってやりたくなるんだけど、これを言わないようにすればいいさ。

心がすさんでいるときは何も言わずに他人から離れる。
これが一番なんと違う？

本当に日によって気持ちってのは違って、「こいつうぜえ」って思うときもあれば、「面白くて大好き！！」って思うときもある。
他人への軽蔑の心がとまらないときもあれば、周りへの尊敬の心でいっぱいのときもある。
飲み会の誘いがうざすぎてものすごく腹立たしいときもあれば、嬉しいときもある。

結局ね、すべてが「大好き」に思える人間なんていないってことさ。
それとも世の中の結婚する人っていうのは相手がすべて「大好き」なのかね？
世の中の「親友」っていうのは相手がすべて「大好き」なのかね？
ちゃうやろ？
相手の嫌なとこもあるけど、夫婦やし親友なんやろ。

なんか、自分が他人に対して「好き」とか「嫌い」とかいう感覚が分からなくなってる。
日によって、誰に対しても「好き」やったり「嫌い」やったりするんやもん。

ある人が、うちが人間関係に悩んでたら、中島みゆきのNobody is rightという曲をプレゼントしてくれた。

♪もしも私がーーすべて正しくてとても正しくてーーー
まわりをみればーー世にあるかぎりーー
すべてのものはーー私以外は間違いばかり

つらいだろうねーーその一日はーー
嫌いな人しか出会えないーーー

寒いだろうねーーその一生はーー
軽蔑しかいだけないーーー♪

心に痛いわ。
そのまんまや。
ほんまにそのまんまや。

自分以外は間違いばかりに感じるから、周りはみんな嫌いな人ばかりで、周りに軽蔑しか抱けない。
そう、そういう人生つらいし、寒いねん。

中島みゆきがこんなことを歌にするなんて、こういう風に感じてしまうのは私だけではないということか。
私の気持ちそのまんまやけど、中島みゆきもそう感じたことがあったということか。

そういう他人への軽蔑の心とずっと立ち向かって、変に空回りしたりして、ちょっと疲れた。
疲れたところで、おばあちゃんのことがあり、それもよく考えられなくなった。

だけど、人間そういう風にしか思えない時期があると思って認めてあげてもいいんじゃないかって思ったの。
犯罪をおかしたり、他人を傷つけたりしなかったらいいよ、きっと。
私より英語しゃべれないから殺すとか、私より英語しゃべれないから「あんたバカね」って言うとか、そういうことはしちゃあダメなんだ。

ずっとずっと、他人を認めすぎて、他人をほめまくって、みんなとみんなと仲良くしようとしておかしくなっちゃったんだと思うよ。

本当に自分の好きなことって何？

飲み会とか、カフェでだべることじゃない。（だべるって死語？方言？）

家で一人でおとなしく勉強したり、日記書いたりするのが好きなんだ。
でも英会話は大好きで、母語じゃない言葉でコミュニケーションがとれるとすごく嬉しい。
でも他人と深い話をするのはあまり好きじゃない。

心がすさんでいるときっていうのは、他人の一言一言が気になって気になって仕方なくなり、すごく他人をうざく感じ、軽蔑してしまう。
そういうときは他人からはなれよう。
そういうときは一人家にひきこもって勉強しよう。
私は変わってるかもしれないけど、すごい勉強が好きなんだ。
嫌だなと思う人と会ってしゃべるほど時間の無駄なことはないでしょう。
心がすさんだ状態で飲み会なんて参加したら、「あーー時間が無駄だ」ばかり思ってしまうから。

これが私なんだって認めてあげよう。
調子の良いときは、すごく楽しく飲み会に参加できるんだから。
調子の良いときは、本当に他人が大好きなんだから。

日によって自分が変わる。
結局人間って不安定なんだ。

プラスとマイナスがある自分の中で、わざわざすべてマイナスの自分にあわすことはない。
マイナスの自分が他人が全員嫌いだからって全員と縁を切る必要はない。
みんなと縁を切ろうとマイナスの自分がするからこそ、プラスの自分が「うきゃあ～どうしよう～」ってなって一人でパニクったんじゃないの。

マイナスの自分がいるときは、とにかく他人を傷つけないようにだけ気をつけること。
嫌味や悪口をすごく言いたくなるけど、それだけは我慢して、一人で引きこもればいいんだ。
おかげさまで一人で楽しむ趣味がたくさんあるのだ、私には。

じゃあ、「うざい」って言葉、封印しようか。
マイナスの自分のときはね、本当に「うざい」ばかり思ってるの。
自分の誕生日０時に恋人から来た電話を「うっざーーー」って思って、電話をとらずに着信拒否した私。
どうしてこんな風になっちゃうのか分からないけど、もう心の中だけで思うことにして少しこの言葉封印してみよう。

マイナスの自分を他人に見せつけることはないんだ。
マイナスの気持ちしか抱けなくなったときは、一人で過ごしたらいいやん。
携帯だって電源消したらいいやん。
マイナスの自分を消そうとしたらしんどくなったから、今度は認めて共存していく方向で考えてみよう。

今度こそ解決？
多分ね、英会話したらいつもとっても元気になる。
英会話の仕事楽しい。
ずっと笑顔でいられる。
Keep on smiling!

マイナスな自分のときもKeep on smiling!