KEEP ON SMILING!

治らぬなら
治してみせよう
SLE
※SLEとはステキなレディーがなるエレガントな病気である。

最近のおばあちゃん

2007-11-04 16:28:25 | ☆家族☆
おばあちゃんはときどき正気に戻る。

もう、一人では歩けなくなってしまったんだけど、真夜中にいきなりはいつくばって母のところまで来て、
「迷惑かけてすまんなあ~」
といって、自分の頭をポカポカとなぐったらしい。
母が必死で止めるんだけど、それでも自分の頭をずっとなぐっていたらしい。

真夜中に何時間もそれが続き、母は睡眠不足だったが、次の日、おばあちゃんはそんなことはすっかり忘れていた。
母に「昨日はよう寝れたか?」と聞いていたらしい。

母、がんばれ。

今日のおばあちゃんは起き上がってイスに座るまで40分かかった。
布団のすぐ横のイスなんだけどね。
食事は、口にいれたけど、すぐ出してしまった。
「気持ち悪いの?」と聞くと、首を横に振る。
どうやら、「食べる」という行為が口にいれたあと飲み込むというものだということを忘れてしまったようだ。
こんな調子だから、食事も何時間もかかる。
だって食事中にぴたっと動きが止まってしまうんだもん。
反応がなくなるんだもん。
母が本当に大変。
今日母がふと言った。
「おかあちゃん、発狂したらどうしよう」

本当に母は発狂しそうだ。
「赤ちゃんはなあ、おもらししても、食事はきだしても、だんだん大きくなって育っていく楽しみがあるから、どんだけ迷惑かけられても何ともおもわんし、楽しいんや。やけど、おばあちゃんは日に日に悪くなるだけやからなあ」って。

とはいえ、私の風邪も一向によくならん。
すごい咳で、声がガラガラ。
咳のしすぎでものすごーーーく腰が痛いのだが。
昔骨折でもらった湿布のあまりを腰にはってる私。
おばあちゃんは耳が聞こえないから筆談。
私は声が出ないから筆談。
うちの家は今筆談でしかコミュニケーションがとれない。

今日は日曜だけどケアマネージャーから電話があった。
「その後どうですか?」って。
助かるよね。
ケアマネージャーの人に感謝しなきゃ。
明日来てくれはるって。
おばあちゃん、脳波の検査しなきゃいけないと思うよ。
もう50歳の脳と診断されたおばあちゃんじゃないよ。

おばあちゃん、ちょっとでもよくなりますように。
お母さんが少しでも元気になりますように。

気持ちに整理をつける

2007-11-04 02:20:46 | ☆日記・随筆☆
おばあちゃんが倒れる前、私は幸せだったと思う。
すごく仕事が楽しく、長年の夢だったバレエも始め、通訳ガイドへの勉強も始めていた。
それなりに友達もいたし、恋人もいた。
そしてなにより、元気な家族がいた。
それやのに、なんだか他人が嫌だとか軽蔑するとか他人の好意がうざいとかそんなことで悩んでいた。
周りの人間への嫌悪感でいっぱいだった。

今はどうなん?

ってそれも考えられないほど、自分の体調は壊れ、祖母のことを心配し、仕事が忙しく、恋人に別れ話をもちだしてしまった。

なんか知らないけど、あの他人がすごくうざくて仕方ない気持ち、あれさえなければーーーーと今ごちゃごちゃ言ったって仕方ないんだけどさ。
あの他人への嫌悪感でいっぱいのとき、かつては「友達」と呼んだ人たちたくさんにたいして縁を切るような罵詈雑言をなげつけた。
他人が傷つくことを承知で「傷つけばいいのに」と思って言ったひどい言葉。
恋人も一緒。
恋人も他人だから。
わざと傷つくような言葉を選んでしゃべってしまう悪魔の自分がいるんだ。
別れてはくっついて、別れてはくっついてを繰り返してしまったから、今度こそもうダメだろうなあと思い、それでいいのか私よ、と自分に問いかけるものの、正しい答えが見つからない。
答えが出ない。
縁を切った友達も、このまま一生もう付き合いがなくていいのかよく分からない。
みんな、何を基準に友達や恋人って決めてるのかよく分からない。

あーーーまだ気持ちに整理ついてないのかもしれんな。
気持ちに整理をつけるためにこうやって言葉にしてみてるんだが。

とはいえ、いまだ仕事は順調。
びっくりするほど順調。
秋クラスという11月→10月の一年のクラスがあって、とうとうそれが終わった。
私が担当して一年無遅刻無欠勤でちゃんと無事に終われた。
正直涙が出るほど嬉しいことなんだ、私には。
無事に一年も仕事が続けられたこと、初めてなんだから。
本当に健康に感謝。
とはいえ、この秋クラス、初回は私はギプスで登場、最終回はニューハーフのような声という強烈な印象の先生だったことは間違いない。
7クラスが終わったけど、どれもこれもすごく良いクラスで楽しかった。
本当に感謝。
ってことは英会話講師の方のブログに書こうと思ったんだった。
プレゼントもらったり、手紙もらったりもしたんだよ。
嬉しかったなあ、本当に。
この一年、仕事に感謝。
かなりこの仕事私に合ってるね、うん。
楽しいよ、やっぱり。
ありがとう、ありがとう。
この仕事に出会えたこと感謝だよ。

どうしてずっと仕事の自分(ジャスミン)だけでいられないんだろう。
ジャスミンはいっつも笑ってるよ。
クレームが出たりしても、笑顔で乗り切るパワーを持ってるよ。
マイナスをプラスに変えることってできると思うんだ。
これはうちの会社が教えてくれたことなんだけど。

プライベートのuchoはプラスのことをどんどんマイナスに変えていってしまった。
友達が「元気?」って好意で送ってきてくれたプラスのメールを、うざい、嫌がらせかとマイナスにとった。
恋人が誕生日にケーキをくれたのに、ケーキなんかより高価なプレゼントは?と別れ話を持ち出した。
何やってんだ、私。
あまりにもプラスをマイナスに変えていってしまって、とうとうすごいマイナスが自分でなくおばあちゃんに押しよせてしまったじゃないか。
そして自分にも。
風邪が治らない。
風邪はSLEを悪化させる。

私の中指腫れてるでしょう?
まあ、これくらいの痛みなら全然我慢できるんだけど。

なんでプラスをマイナスにとるの?
そんなことしたからマイナスの波が私を押し寄せてしまったのではないんですか?
すべてにもっと感謝しなさい。
他人に嫌悪感をもつことをやめなさい。
そりゃ中には合わない人はいるさあ。
だけど、全員を合わないって決めつけるのはやめて。
多分大学時代の社交的な自分への反動なのかもしれない。
「人類みな友達」みたいなとこがあったから。
みーーーーんなと、ほんとにみーーーーーーんなと仲良くしたかったの。
今はみーーーーーーんなと縁を切りたくなっちゃった。

プライベートもジャスミンとして生きたいな。
私、自分で言うのもなんだけど、仕事中、自分でもびっくりするほど輝いてると思う。
いっつも笑ってるし充実感がみなぎってる。
秋クラス一年間終わって食事会や飲み会あったけど、ずっと年上の社会人の生徒さんから「ジャスミン先生はいつも明るくてすごいなあと思います。人間やっぱり元気じゃないときってあるでしょ。そんなときも明るく対応しなきゃいけないの大変ですねえ」って言われたり、「若いのにすごいですよね。いやあ、すごい熱心に教えてくださるのでびっくりしました」って言われたりしたの。
プライベートは最悪だけどなあーーーと心の中で思いながら、でもやっぱり自分はこの仕事が好きだからなんだろうなあと思った。
そして、やっぱり生徒さんにめぐまれて、楽しい仕事ができたのだと生徒さんにも感謝の気持ちをのべた。

やっぱ人間だからさ、浮き沈みもあるよ。
あの明るいジャスミンでも言わないけどムカっときたりすることあるよ。
だけど、それを相手に伝えて相手を傷つけようとするのはおかしいよね。
ジャスミンとuchoの違いはそこだよ。
uchoはプライベートはいいかと思って他人を平気で傷つけてきた。
正直な人間だから思ったことそのままズバッと言ってきた。
でも何かそれがいいかどうか分からなくなってきたな。
今までは正直な自分でいいと思ってたんだけど。
マイナスな言葉、愚痴とか文句とか悪口とかを言葉に出せば出すほど、プラスのことまでマイナスでしかとらえられなくなってしまった気がするんだ。

なーーんで手紙をうっとおしいとか思うようになっちゃったんだか。
手紙が大嫌いだったけど、秋クラス終わって京都校のスクールディレクターから手紙をもらってびっくりするほど嬉しかったり。
もう一生人に手紙を書くこともないだろうと思ってたけど、その手紙に返事を書きたくなったり。
プラスのことは素直にプラスに受け止めようよ。
私は結局とっても素直じゃないんだろうね。
さすがひねくれ者。

眠気がきました。
そうか、もう二時半。
二連休に感謝します。

そう、プライベートもジャスミンになれるよう、がんばってみよう。
プラスのことはプラスにとろう。
こんな簡単なことに決心がいるなんて。
今日は久々に一日中勉強して充実してました。
今日の一日に感謝。
明日はいろいろ仕事をしないといけないけれど、明日も充実した一日になれますように。
明日、おばあちゃんがちょっとでもよくなってたらいいな。

おばあちゃんの状態

2007-11-04 01:26:53 | ☆家族☆
実はおばあちゃんは退院した。
まだ生きている。
良かった、良かった。

と、言いたいところなんだけど……

おばあちゃんはすっかり変わってしまった。
入院一日目、文句ばかり言っていたあのおばあちゃんとは全く別人。
毎日漢字のクロスワードをして50歳の脳だと言われたおばあちゃんとは全く別人。

もう、私のことが分からない。
母の名前さえ思い出せない。
トイレがどこか分からない。
どうやって座るのか分からない。
どうやって食事をしたらいいのか分からない。

でも、ふと正気に戻るときもあって、するとにっこり笑うんだけど。

あんなにはっきりと意識のもっていたおばあちゃんのあの姿は初めて見たときには辛くて涙がでてきてしまった。
おばあちゃんは、最近動きが止まってしまうことが増えた。

そして母の献身的な介護がまた涙を誘う。

十年以上前に亡くなったおじいちゃんは本当に最後までぼけなかった。
「わしが死んだらここに電話するんやぞ」とか、自分が死んだ後の手続きみたいなんも細かく母に言っていたから「そんな話いややったけど、実際にすごく助かった」って母が言ってた。

だからぼけてしまった老人への対応が母には分からない。
もちろん私にも分からない。

こんなにぼけてるのに、医者は「入院されるとお年寄りはぼーっとされたりすることがあるんです」って言ったんだよーー。
ウソでしょ~、ばあちゃん食事をどうやってとったらいいのかさえ分からないんだよーー。
スプーンの持ち方忘れて、右利きやのに左で持つこと増えたし。
これは認知症?アルツハイマー?
母と二人で「困ったなあ」ばかり言って、介護のケアマネージャーみたいな人に相談したり。
でも医者の診断がないとそういうサービスがうまいこと受けられなかったり。

ため息ついたら幸せ逃げちゃうよと自分に言い聞かせて、ため息をつかないようにしてる。
でも母親はため息ばかりついてる。
だって母がほとんどおばあちゃんの介護してるもん。
ごめんね、お母さん。

なんで私が手伝ってないかって?
仕事…もあるけど、それ以上に今私ものすごい風邪ひいてる。
熱だけはないけど、ものすごい咳と声はもうほとんど出ていない。
無理矢理出すとニューハーフのような声が出る。
なんでこんなときに…って感じだけど、おばあちゃんが入院して、なんだか精神的にまいってしまい、ほとんど何も食べずに一週間すごしたのがまずかったのかもしれない。
めっちゃ体調悪いねん。
それだけやなく、精神的にもまいってるねん。

でも、暗くなってるだけじゃあかんから、おばあちゃんまたよくならへんかなあなんてちょっとでもプラスの方向に考えようとはしてる。
お母さんがあまりにも献身的に看病してるから、これなら神様も見ておばあちゃんを治してくれるんじゃないかって思う。

因果応報っていうけど、おばあちゃんがこんな風になっちゃったの、私の日ごろの行いが悪かったからじゃないだろうかとふと思ってしまう。
他人を軽蔑しすぎた?
他人への感謝を忘れた?
他人を恨みすぎた?

おばあちゃんが元気になりますように。

なんとなくだけど

2007-11-04 00:58:38 | ☆日記・随筆☆
なんとなくだけど、ブログが書きたくなった。
なんとなくだけど、誰かに自分の日記を見てもらいたくなった。
なんとなくだけど、ブログを書いたら今の自分から抜け出せそうな気がしたから。

筆まめな私は本当によく日記を書いていて、特に嬉しいことがあった時とかは絶対文章に残しておかないと!と帰りの電車の中でメモ帳に書いておくこともしばしば。
そしてそのメモ帳を日記帳にぺたっと貼り付ける。

昔は嬉しいとこがあったときにそういうことをしてたけど、今は不安とか心配とかで、電車の中では勉強に集中ができないからよくメモ帳に日記を書いてる。
電車の中でもし見られたら恥ずかしいから(自意識過剰)大体英語で書いてる。(たまに単純な文章ならスペイン語。こういうときにロシア語をもっと勉強しときゃあよかったなんてバカなことをよく思う)

パケットし放題に加入してたときはよく携帯からこのブログに送ったもんだ。
今はパケし放題じゃないし、絶対携帯からは投稿しない。
それどころか、仕事のメールじゃない限り、絶対に他社の携帯からのメールには返信しないというポリシーをもって生きている。(我ながら絶対に友達にしたくない人間だな)
って、そーーんなことはどーーーでもいい。

最近あったことや最近思っていることをこのブログに書いてみよう。
ほんとはね、いっぱいいっぱいすることあるんだけど。